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2010.03/17 [Wed]
善徳女王5、6話 交錯する別れと出会い
善徳女王5話、6話 あらすじ 感想と見どころ
10月になって、「善徳女王」で検索して来る方がすごく多いな??と、解析ツールを見て不思議に思っていたら、いましがたレビューのリクエストが。(笑)やはり、BSで再放送していたのですね!ドラマ「善徳女王」は、流行りすたれがなく、歴史エンターテイメントとしては、とても面白いと思います。日本に仏教が伝来された5,6世紀、金の仏像を贈ったり、日本(倭)とも親密に交流していた新羅の真平王や善徳女王の時代の様子も垣間見れ、ドラマチックな歴史絵巻としても、見どころ満載。放映されのは2010年ですが、また静かなブームを呼んでいるようなので、懐かしいレビューですが、手直しをして たまにアップしてみようと思います。^^
2016年10月4日(火) ~12月中旬 毎週(月)~(金) 9:54~10:59 (全62話)

http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-79.html

20100317
今回は、別れと出会いが交錯する、劇的な回でした。
双子って昔から同じ時同じような運命を辿ると言われているけれど、トンマンもチョンミョン王女も、時おなじくして一番大切な人を失ったわけですね。ふたりのシンクロニシティーが悲しくも美しい映像で重なり合って描き出されていて、思わず涙を誘いました。


けれど、愛しいひとの死を経て、受身で生きてきた過去の自分に訣別し、新たな運命を築いていくための出会いが、まるで用意されていたかのように待ち受けていました。
これからいよいよ生まれ持った運命と使命をまっとうすべく、本格的に始動していくような、希望に満ちた展開でした。また、お互いの関係を知っている者も知らない者も、同じ血の流れる肉親同士、不思議な血の温かさを感じる回でもあった。

愛と強さの源は、亡き夫のわすれがたみ。兄の子を抱くヨンチュン公もまた・・・

姉、妹との出会い

未来の伴侶と腹心の部下(?)との出会い
この回で特記すべきは、というか記さずにいられないのは、なんとも形容しがたい、ミシル女系家族の摩訶不思議な家族関係。
同じ血の流れる肉親同士、不思議な血の温かさを感じる・・・のはこちらのほうが強いかも(笑)。
夫と息子、更に愛人とその間の息子がフツーに列席する、ミシルの異様な日常。弟はじめ、誰も指摘する人間はいないのか。
そういえば、高句麗、百済は同族で、新羅は民族も異なっていて、文化やモラルも根本的に違うものがある、と何かの文献で読んだことがある・・・だからこそ女帝が誕生したりするんだろうけど、化粧する花のファランドといい、女性にコビコビの夫や恋人、弟に息子(甲斐性がないとは敢えて言わない^_^;)、実にフェミニンな独自性をもつ新羅国、いいですね~。(汗) 男尊女卑の徹底しているあの地、あの時代、ミシルが女尊男卑(?)を実践してくれてるのを見るのは、女性としては悪くない心境かも?

ミシルの足を洗うソルォン将軍
にしても、一枚岩に見えるミシル一家も、ヴェールをのぞくと、互いの利害や愛憎が静かに渦巻いていて、いつか何かが起きる予感も・・。 ふつうは男性の王を巡って側室たちが自分の王子達を立てようと妍を競うのが常だけど、こちらでは男性がその役を担っているのね。^_^;
賢いミシルのことだからアメとムチで上手く統率していくんでしょうけど、家族間の力関係その他の絶妙のバランスが崩れたとき、男達の壊れっぷりとミシルの動揺をムフフと推測してみたりしました。
実は大っきらいなソルォン公でしたが、少しだけ共感してしまった。ソルォンのような卑劣で残忍非道な将軍でも、親子の情愛だけは持っていて、ライバルのセジョン公の子に我が子は負けたくない、という、フツーの父親の顔が垣間見れて、どこか憎めなくなってしまって。
軍の最高司令官・兵部令ではあっても、所詮は日陰の情夫。私生児みたいな我が息子ポジョンをいつか日なたに出してやりたいという心意気が、確かに感じられ、なんかホッとしました。

ミシルのリビング、いつもこんなかんじ。異母兄弟ならぬ異父兄弟が臨席することも。

いかにもアフォっぽい伯父と父、子の3ヴァカトリオ

こんな鬼畜みたいな人でも我が子は可愛いらしい


今は負け組のソルォン親子。でもいつしか母の愛と栄誉を独り占めできると信じ必死なところがまた・・

なんか、この言葉に妙に哀愁を感じてしまった
・・・でも悪い奴には違いありません。(笑)

伽耶国の忘れ形見の王子、ユシン。
太王四神記の青龍・チョロ役の子?イケメンに成長しましたネ~。ぐっと精悍になって・・・
やっとヒロインをエスコートするヒーローが現れました。6話まで待たせるなんて、韓流のマタ~リさ、やっぱり根気よく向き合わないといけなそうです。
ところで、ソファ母さんとあの暗い目をしたチルスクはどうなったんだろう。あの二人は絶対生きている気がするんだけど・・・と、次回を続けて見たい気持ちをぐっと堪えじっとがまんの美雨でした。
文字色
では、あらすじです
5話
砂漠で流砂に落ちたソファを必死に助けようとするトンマン。しかし、そこへチルスクが現れ、ソファはトンマンを助けるため自ら縄を切って流砂へ飲み込まれる。チルスクはトンマンを捕らえるが、危機一髪、砂嵐が吹きトンマンは助かる。砂嵐が過ぎた後、必死にソファを捜すトンマン。しかし、ソファの荷物と縄の切れ端だけが見つかり、ソファの姿はなかった。
一方、新羅ではチンピョン王がチョンミョンの夫・ヨンスを太子にしようとしていた。しかしミシルの配下や和白(ファベク)会議の大等(テドゥン)たちは、ヨンスが王位を継げる身分ではなく、また何の手柄もないことを理由に反対する。そこで、ヨンスは手柄を立てるため戦場へ出ると宣言するのだった。
チョンミョンの大反対を押し切り、王の力になるためと出陣したヨンス。勝利はしたものの、ミシルの部下の矢に撃たれ命を落とす。チョンミョンは、お腹の子を守るため、ミシルの陰謀から逃れ、尼になることを決意。またヨンスの弟・ヨンチュンに命じ、15年前に消えた国仙(ククソン)のムンノを捜させる。
1年後、ムンノが現れたという知らせを聞いたチョンミョンは、寺を出てムンノの故郷マンノ郡へ向かう。チョンミョンは、ムンノに本当に自分が北斗七星の運命の主なのか確認し、もし本当ならミシルに立ち向かうためムンノを花郎(ファラン)に戻そうと考えていた。
同じ頃、砂漠を出たトンマンは長旅を終え、ついに新羅に到着する。「ムンノ」という名だけを頼りに、彼の故郷・マンノ郡へ行き、居場所を尋ね歩くのだが…。
6話
ムンノの故郷、マンノ郡にたどり着いたものの、誰もムンノの行方を知らず途方に暮れるトンマンは、ムンノの居場所を知るというお坊さん、チュクパンに出会う。トンマンは詐欺とも知らず、彼の文を持ってソルチという人物を捜しに行く。途中、チョンミョンの乗る船に同乗するトンマン。しかし、船が突如山賊に襲われ、トンマンはチョンミョンを助けて川の中へ。川岸に着いた2人は山賊から逃げ、森へと入る。
一方、ヨレ寺にいるというムンノを始末するため、都の軍を動かすミシル。表向きは暴徒の討伐という名目でハジョンを送り、ソルォンと自分の息子、ポジョンにムンノの始末を任せる。
その頃、森へ入ったトンマンたちは、暴徒の罠にかかり村へと連れて行かれていた。実はソルチは暴徒の長で、チュクパンは過去にその村でひどい詐欺を働いていたのだ。チュクパンという名を聞き暴徒たちは激怒。トンマンとチョンミョンの2人を隋の国へ売り払うと言い出す。焦ったトンマンは、雨を降らすから助けてくれと懇願。半信半疑のソルチは、トンマンに3日の猶予を与える。祭壇の前で3日間祈り続けるも、結局雨は降らず、次にトンマンは必死に畑を掘り、水脈を探し始める。トンマンの切実な姿に胸を打たれたソルチは、トンマンだけを解放する。1人残ったチョンミョンが奴隷として売られようとした瞬間空が曇り、雨が降りだす。しかし村人が喜んだのも束の間、ハジョンが現れ攻撃を仕掛ける。危機一髪、兵の矢からチョンミョンを助けるトンマン。2人は命からがら逃げ出すが、トンマンが滝つぼに落ち…。
今回印象に残った言葉・・・
負け続きの勝負でも必ず一度は勝利が訪れる。負け続きの人生に慣れろ。そうして雑念を振り払うのだ (6話)
7,8話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-81.htmlに続く
(>ω<)ポチに感謝デス♪




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2016年10月4日(火) ~12月中旬 毎週(月)~(金) 9:54~10:59 (全62話)

http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-79.html

20100317
今回は、別れと出会いが交錯する、劇的な回でした。
双子って昔から同じ時同じような運命を辿ると言われているけれど、トンマンもチョンミョン王女も、時おなじくして一番大切な人を失ったわけですね。ふたりのシンクロニシティーが悲しくも美しい映像で重なり合って描き出されていて、思わず涙を誘いました。


けれど、愛しいひとの死を経て、受身で生きてきた過去の自分に訣別し、新たな運命を築いていくための出会いが、まるで用意されていたかのように待ち受けていました。
これからいよいよ生まれ持った運命と使命をまっとうすべく、本格的に始動していくような、希望に満ちた展開でした。また、お互いの関係を知っている者も知らない者も、同じ血の流れる肉親同士、不思議な血の温かさを感じる回でもあった。

愛と強さの源は、亡き夫のわすれがたみ。兄の子を抱くヨンチュン公もまた・・・

姉、妹との出会い

未来の伴侶と腹心の部下(?)との出会い
この回で特記すべきは、というか記さずにいられないのは、なんとも形容しがたい、ミシル女系家族の摩訶不思議な家族関係。
同じ血の流れる肉親同士、不思議な血の温かさを感じる・・・のはこちらのほうが強いかも(笑)。
夫と息子、更に愛人とその間の息子がフツーに列席する、ミシルの異様な日常。弟はじめ、誰も指摘する人間はいないのか。
そういえば、高句麗、百済は同族で、新羅は民族も異なっていて、文化やモラルも根本的に違うものがある、と何かの文献で読んだことがある・・・だからこそ女帝が誕生したりするんだろうけど、化粧する花のファランドといい、女性にコビコビの夫や恋人、弟に息子(甲斐性がないとは敢えて言わない^_^;)、実にフェミニンな独自性をもつ新羅国、いいですね~。(汗) 男尊女卑の徹底しているあの地、あの時代、ミシルが女尊男卑(?)を実践してくれてるのを見るのは、女性としては悪くない心境かも?

ミシルの足を洗うソルォン将軍
にしても、一枚岩に見えるミシル一家も、ヴェールをのぞくと、互いの利害や愛憎が静かに渦巻いていて、いつか何かが起きる予感も・・。 ふつうは男性の王を巡って側室たちが自分の王子達を立てようと妍を競うのが常だけど、こちらでは男性がその役を担っているのね。^_^;
賢いミシルのことだからアメとムチで上手く統率していくんでしょうけど、家族間の力関係その他の絶妙のバランスが崩れたとき、男達の壊れっぷりとミシルの動揺をムフフと推測してみたりしました。
実は大っきらいなソルォン公でしたが、少しだけ共感してしまった。ソルォンのような卑劣で残忍非道な将軍でも、親子の情愛だけは持っていて、ライバルのセジョン公の子に我が子は負けたくない、という、フツーの父親の顔が垣間見れて、どこか憎めなくなってしまって。
軍の最高司令官・兵部令ではあっても、所詮は日陰の情夫。私生児みたいな我が息子ポジョンをいつか日なたに出してやりたいという心意気が、確かに感じられ、なんかホッとしました。

ミシルのリビング、いつもこんなかんじ。異母兄弟ならぬ異父兄弟が臨席することも。

いかにもアフォっぽい伯父と父、子の3ヴァカトリオ

こんな鬼畜みたいな人でも我が子は可愛いらしい


今は負け組のソルォン親子。でもいつしか母の愛と栄誉を独り占めできると信じ必死なところがまた・・

なんか、この言葉に妙に哀愁を感じてしまった
・・・でも悪い奴には違いありません。(笑)

伽耶国の忘れ形見の王子、ユシン。
太王四神記の青龍・チョロ役の子?イケメンに成長しましたネ~。ぐっと精悍になって・・・
やっとヒロインをエスコートするヒーローが現れました。6話まで待たせるなんて、韓流のマタ~リさ、やっぱり根気よく向き合わないといけなそうです。
ところで、ソファ母さんとあの暗い目をしたチルスクはどうなったんだろう。あの二人は絶対生きている気がするんだけど・・・と、次回を続けて見たい気持ちをぐっと堪えじっとがまんの美雨でした。
文字色
では、あらすじです
5話
砂漠で流砂に落ちたソファを必死に助けようとするトンマン。しかし、そこへチルスクが現れ、ソファはトンマンを助けるため自ら縄を切って流砂へ飲み込まれる。チルスクはトンマンを捕らえるが、危機一髪、砂嵐が吹きトンマンは助かる。砂嵐が過ぎた後、必死にソファを捜すトンマン。しかし、ソファの荷物と縄の切れ端だけが見つかり、ソファの姿はなかった。
一方、新羅ではチンピョン王がチョンミョンの夫・ヨンスを太子にしようとしていた。しかしミシルの配下や和白(ファベク)会議の大等(テドゥン)たちは、ヨンスが王位を継げる身分ではなく、また何の手柄もないことを理由に反対する。そこで、ヨンスは手柄を立てるため戦場へ出ると宣言するのだった。
チョンミョンの大反対を押し切り、王の力になるためと出陣したヨンス。勝利はしたものの、ミシルの部下の矢に撃たれ命を落とす。チョンミョンは、お腹の子を守るため、ミシルの陰謀から逃れ、尼になることを決意。またヨンスの弟・ヨンチュンに命じ、15年前に消えた国仙(ククソン)のムンノを捜させる。
1年後、ムンノが現れたという知らせを聞いたチョンミョンは、寺を出てムンノの故郷マンノ郡へ向かう。チョンミョンは、ムンノに本当に自分が北斗七星の運命の主なのか確認し、もし本当ならミシルに立ち向かうためムンノを花郎(ファラン)に戻そうと考えていた。
同じ頃、砂漠を出たトンマンは長旅を終え、ついに新羅に到着する。「ムンノ」という名だけを頼りに、彼の故郷・マンノ郡へ行き、居場所を尋ね歩くのだが…。
6話
ムンノの故郷、マンノ郡にたどり着いたものの、誰もムンノの行方を知らず途方に暮れるトンマンは、ムンノの居場所を知るというお坊さん、チュクパンに出会う。トンマンは詐欺とも知らず、彼の文を持ってソルチという人物を捜しに行く。途中、チョンミョンの乗る船に同乗するトンマン。しかし、船が突如山賊に襲われ、トンマンはチョンミョンを助けて川の中へ。川岸に着いた2人は山賊から逃げ、森へと入る。
一方、ヨレ寺にいるというムンノを始末するため、都の軍を動かすミシル。表向きは暴徒の討伐という名目でハジョンを送り、ソルォンと自分の息子、ポジョンにムンノの始末を任せる。
その頃、森へ入ったトンマンたちは、暴徒の罠にかかり村へと連れて行かれていた。実はソルチは暴徒の長で、チュクパンは過去にその村でひどい詐欺を働いていたのだ。チュクパンという名を聞き暴徒たちは激怒。トンマンとチョンミョンの2人を隋の国へ売り払うと言い出す。焦ったトンマンは、雨を降らすから助けてくれと懇願。半信半疑のソルチは、トンマンに3日の猶予を与える。祭壇の前で3日間祈り続けるも、結局雨は降らず、次にトンマンは必死に畑を掘り、水脈を探し始める。トンマンの切実な姿に胸を打たれたソルチは、トンマンだけを解放する。1人残ったチョンミョンが奴隷として売られようとした瞬間空が曇り、雨が降りだす。しかし村人が喜んだのも束の間、ハジョンが現れ攻撃を仕掛ける。危機一髪、兵の矢からチョンミョンを助けるトンマン。2人は命からがら逃げ出すが、トンマンが滝つぼに落ち…。
今回印象に残った言葉・・・
負け続きの勝負でも必ず一度は勝利が訪れる。負け続きの人生に慣れろ。そうして雑念を振り払うのだ (6話)
7,8話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-81.htmlに続く
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