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2014.09/17 [Wed]
『天地人(チョンジイン)/発酵家族』第16話 あらすじ&感想 愛の恐れ 발효가족16화
[ソン・イルグク] ブログ村キーワード「天地人」チョンジイン(발효가족) 第16話・レビュー,송일국,発酵家族
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ソン・イルグク『発酵家族』第16話 あらすじ 愛の恐れ
2014年 9/16~ Gyao 15、16話配信 配信終了日:2014年9月22日
Gyao HP http://gyao.yahoo.co.jp/p/00012/v12267/

第15話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-728.htmlより 韓国リアル時1/27(木)20:45~

主な登場人物
オ・ヘジュン ハン・ビョンマン先生 イ・ギチャン キ・ホテ ガン・ドシク

イ・ウジュ(長女) ナ ウンビちゃん ソル・ノイン イ・カンサン(次女)
<前回からの今回にかけてのあらすじ☆ネタバレ注意>
夜遅く、天地人を一人の娘が訪れる。
天地人にゆかりがあるという娘は、日本人でユキエと名乗るが、過去に養子に出される前は韓国で暮らしていたという。亡くなった母が天地人に縁があって、その母が好きだったというコンナムルパブ(もやしご飯料理)を注文するユキエ。しかし、その話を立ち聞きした料理長のドシクはユキエを見て、激しく動揺する。
いつもポーカーフェイスでクールな表情を崩さないドシクの尋常でない様子に気がつくホテ。ホテはまた、先だって偶然に刑事達からドシクが過去ヤクザ界で伝説の殺し屋だった、という過去を聞いていた。自ら出頭し5年服役したのち、煙のように姿を消したというドシクは、ホテにとってまだヴェールに覆われた謎多き人物であった。
いつより丹念に、注文品のコンナムルパブを調理し、盆に盛るドシク。「おいしい・・・とてもおいしいです」出された料理を懐かしそうに食べるユキエを外からじっと見つめ、目頭を熱くするドシクの様子に、ホテは、二人の間の並ならぬ秘密を感じとる。 かいがいしく給仕をするカンサン姉妹にユキエはバッグから一枚の古い写真を取り出して、母が昔天地人の前で撮ったものだと言って見せるが、ギチャンも母も天地人に居ない今、当時を知るものは彼しかいないとドシクに手渡すも、ドシクは動揺した表情で「知らない」とだけ答える。ユキエが帰った後、残さず食べた器を確認し、切なげに笑みを浮かべるドシク。
ユキエが韓国に渡って来たのは、有能なフードコンサルタントとしてのヘッドハンティングであった。日本の大手食品企業の大型プロジェクトを成功裏に終えた実力コンサルタントとして、ハンドルフード会長ヒョンスクのスカウトを受けたのだ。だが、このときはまだユキエも天地人家族達も、互いの因縁を知るよしもなかった。
一方、板前ヘジュンの流出したキムチのレシピのために、天地人は新たな危機を迎えていた。ヘジュンはハンドルフード会長夫妻の2世という身分を偽って天地人の家族となったが、父に言われるまま天地人が元祖のオリジナルキムチのレシピを次々と送信していたのだ。しかし、予想だにしなかったハンドルフードの特許出願申請に怒り、これは不正なことだから直ちに出願をとりやめるよう、父に電話する。ヘジュンは罪悪感にさいなまれ、ずっと気が重かったことも打ち明けるが、父ミョンチョルは意を変えず、"ビジネスはビジネスであるだけだ。正しいか間違ってるかは問題でない"と釘を刺す。
宿に帰るユキエを密かに尾行したホテは、彼女の滞在先をドシクにそっと渡し、韓屋へ戻るが、そこに駆け寄ってくるカンサン。ホテの父が生きているかもしれないと知った彼女は、ホテ父が搬送された病院の現在置を調べたメモをホテに渡す。ハンドルフードへの対処を優先するホテに「ホテ君はいま、お父さん探すのに熱中してくださいな!」そう命じるカンサンの暖かい気配りに胸を熱くしたホテは、カンサンの額に優しく くちづけする。 "なんだか怖くなる・・・神さまが急に俺によくしてくれ始めたみたいだ"とつぶやくホテ。今まで何の目標もなく、人生を無駄に生きてきたヤクザの自分が、悲しみと喜びを共にしてくれる天地人の家族と、愛する女性を得て、また、生涯懐かしんできた父に会うことが叶うかもしれない、という期待を抱いたホテは、いま心から幸せを感じていた。
そのホテが、ついにメイン料理を任される。先だってピョンマンの妻のための特別な食卓に出したホテのキムチチゲが、自分たちが作ったものより遥かに美味しいと認めたウジュとカンサンは、"今日のメニュー”としてキムチチゲをホテに任せ、天地人の真の料理人として正式にデビューさせることに。最初は戸惑ったホテだが、自分の料理をおいしく食べてくれるお客たちの姿を見て満たされた幸福感を感じ、その姿を眺めるカンサンも瞳を輝かせる。当初食堂の雑用ばかり引き受けていた"見習い"から堂々 料理を作る"板前"に昇格したホテは、充実感を噛みしめるのだった。
あくる日、天地人キムチの特許のことで”元祖”を疑ってきたイタリアンレストランに、カンサンは出向くが、母が発案製造したオリジナルキムチのレシピは、ハンドルフードによって新たに特許出願されていた事実を知り驚愕する。「レシピが盗まれている!?」今までカンサンはハンドルフード女会長ヒョンスクを尊敬してきた。なぜなら会長ヒョンスクは、料理や食べ物に対する深い哲学を持っていて、たとえ巨大資本家であろうとも"天地人"の精神を見習うことを知る企業家であったからだ。カンサンは裏切られた気持ちだが、ホテはこのからくりは全て夫であるミョンチョル社長の企みであると睨んでいた。カンサンはハンドルフードを訪ね、あれらは"両親の真心と時間が込められたキムチです。天地人の精神を返してほしい"と力強く語った。
ことここに到って事態を把握したヒョンスクは息子ヘジュンに電話をし、事実を尋ねる。「ヘジュン・・・まさかあなたが天地人のパプリカキムチレシピを流出したの!?」「違います。僕は知りません」しかし、なおも追及する母に切羽詰まったヘジュンは「どうせ僕の話など信じてはくれないでしょう!?母さんには僕は悪い奴でしかないんだから!」と電話を切ってしまう。カンサンに心で詫びを入れつつも、ヘジュンは償いの機会を失ってしまったのだ。
その頃、一連の悪徳孤児院長誘拐事件を捜査しているカン・チョルソク警部は、犯人とおぼしき怪傑ホン・ギルドンが新たに誘拐した女性院長を洗っていた。ギルドンの前では、22年前ウ・テボクという人物に頼まれて、8歳の男の子に洗脳をして名前をすげかえたことを”すまなかった・・許して”と泣いて謝る孤児院長だが、釈放後は刑事の前で、こんな目に遭わせたのはホテの仕業で、ホテに脅されていたと主張する。
その時ホテは病院で父の消息を尋ねていた。家族でないと記録は見せられないと受付で断られたホテは、カン警部に電話し力を借りる。しかし、努力もむなしく、探し当てた父はすでに 帰らぬ人であった。搬送された時すでに死亡した事実を知らされるホテ。病院の記録に書かれた父の名前はコ・ソヌであった。
あてもなく走り、空を見上げては走り、小路に入り込んだホテはとめどなく涙を流し、父に向かって叫ぶ。涙が枯れるほど泣いた時、ホテにむらむらと別の感情が沸いてくる。父と自分をこんなふうに引き離し運命を狂わせた奴・・・ホテの目が鋭く光る。
帰りの遅いホテを待ちわびるカンサン。離婚をとりやめたビョンマン夫妻がもとのさやに納まるのを見届け、ドシクにも笑みが戻る天地人。やっとホテの姿を見つけたカンサンは彼の元に走りよるが、茫然自失としたホテの様子にためらいがちに声をかける。すると「父の名前はコ・ソヌだった・・コ・ソヌ、どうだ、父さんの名前かっこいいだろ?」「父さんに会って、キムチチゲでマッコリを飲みたかったよ・・こんなに待ったのに・・」ホテはむせび泣く。父の死を知って共に涙を流すカンサン。「返してやる・・この痛みを奴に返してやる。そうすれば息もつける」ホテの悲憤をいたわるように背後から静かに抱きしめるカンサン。そんな彼女の涙をも気付いたホテは、カンサンを固く抱きしめるが・・・
まだ日本語字幕が無いので、前回のあらすじから今回の繋ぎまで併せて書いています。理解の一助となれば幸いです。字幕がつくまでの大まかな目安にしていただけたらと思います。ネタばれ駄目な方はご遠慮下さい。<(_ _)>
<第10話ぷち・ギャラリー>
日本から来たというユキエ

ユキエの出現に動揺を隠せないドシク
ドシクさん、どうかしましたか?

ユキエが気になって・・・
??

これ、昔、天地人で撮った、私の母と赤ちゃんのときの私の写真なんです。

サムチョン(ドシク)、この写真の人に見覚えない?「あ・・い、いや知らん」

警部との会話を思い出すホテ ”ドシクは昔伝説の殺し屋だったんだ”

父さん何て事を・・・レシピは参考にするだけじゃなかったの?あれは天地人のキムチなんだよ!?

すぐ特許申請を取り消して!「相手にならんな・・早く帰ってこい!」絶望的なヘジュン
ホテに父が搬送された病院の移転先メモをわたしてやるカンサン

ホテ君はいま、お父さん探すのに熱中してくださいな!
ジッ

どうしたのホテ君?
俺達って・・

恋愛してるのかな?
う~ん・・・恋愛というにはまだ・・

いきなりChu-☆



なんだか怖くなる・・・急に天が俺によくしてくれるようになったみたいだ

ジッ

何故かユキエと同じ写真を持っているドシク

あくる朝 「ええっ・・お、俺が!?」

俺がキムチチゲを客につくるって!?メイン料理なんて

びっくりフエラムネ唇に
ねえヘジュン君、ホテ君のキムチチゲすごくおいしかったよね? サムチョンもOKだって

「ああ、いいんじゃない」 元気がないヘジュン
初めて正式にメイン料理をつくるホテ

吟味

ホテ君のキムチチゲの評判とってもいい♪ ウフフ

客の反応が気になるホテ

客が美味しそうに食べてくれるのを見届けるが

見守るカンサン

<第16話 感想と雑記>
16話、喜びと悲しみが交互に握手していくような、切ない回でした
イルグクさんの演技・・・というより、キ・ホテの心えぐられるような慟哭には、涙、涙、
また涙・・・。
ホテの頬をつたう涙もさることながら、私はこの台詞に泣けました。
「なんだか怖くなる・・・神さまが急に俺によくしてくれ始めたみたいで」
愛の無い、乾いた世界の住人が、突然に愛潤う世界を経験すると、怖くなって足踏みしてしまう・・・これは本当にあることだと思う。とても切ないですね。
女神の差し伸べる手を、そのあまりの美しさに怖くなって、自ら離してしまう・・・
そんな心理でしょうか。
”幸せすぎて怖い”ってよく言いますが、
怖いもの知らずで生きてきた熱血男児のホテにも怖い物があったんですね。
幸せが怖い、 愛が怖いホテ。
欲しくてたまらないのに、怖いんですね。
そして、得てもまた失うのが怖いから、足踏みしてしまう。
でもそんなホテを誰が笑えよう・・・
誰しもきっと、ううん、愛に純粋で柔らかいハートほど、そうであるに違いない。
今回ラストに流れた、16話のOST、「愛を恐れて」
この切ないバラードのなかに、そんなホテの境地がすべて綴られていたと思います。
発酵家族では三つ目のOSTですね。
とりわけ涙腺を刺激する切ない詞とメロディーに、今迄すこぶる明るかったこのドラマに、一時的(であってほしい)に 別れや悲しみが訪れるのか?
など、微妙なニュアンスの伏線を感じとってしまう、センシティブな自分と闘っています。
けれど、悲しみや恐れの伴わない愛なんて、本当の恋愛ではないですね
きっと。
ホテは言いました。「俺達、恋愛をしてるのかな?」
照れ隠しもあるのでしょうが、ホテの心の奥底の、もっともっと潜在的な部分で、
疼く"恐れ"が、はっきりとは「愛してる」と言わせないのかな・・・
そんなふうにも聞こえた、16話でした。
美雨
今日初めてかかった3つ目のOST「愛を恐れて」ヘタな訳ですが下に載せてみます。
発酵家族OST パート3 FIX _ 사랑이 두려워(발효가족 OST Pt.3)
「愛を恐れて」 [Lyrics] F.I.X 사랑이 두려워 노래가사
1절)
어쩌다 우리 이렇게 만난건지 どうして僕たちはこのように会ったのか
그냥 스치는 인연이 될 수 없었던 건지 ただ擦れる縁になれなかったのか
어쩌다 정말 그댈 사랑한건지 なぜ本当に君を愛したのか
우린 왜 엇갈린 운명인건지 なぜ僕たちは行き違った運命なのか
안 된다고 아니라고 いけない、違うと
도망쳐봐도 또 다시 찾아와 逃げても再び訪ねてきて
그댄 멀어질수록 君は遠ざかるほど、
더욱 더 보고싶어 もっともっと会いたい
자꾸만 자꾸만 난 겁이 나지만 頻りに頻りに僕は怖くなるけど
고장난 내 가슴이 壊れた僕の胸が
그대 하나만 찾아서 君だけを探して
두려워요 그대를 사랑해서 怖いほどに君を愛して
2절)
어쩌다 그댄 아픈 사랑인건지 なぜ君は痛い愛なのか
왜하필 그대를 사랑한건지 どうして君を愛したか
눈을 떠도 눈감아도 目を開いても目を閉じても
그대 떠올라 더욱더 그리워 君は浮び上がってより一層懐かしくて
그댄 멀어질수록 君は遠ざかるほど
더욱더 보고 싶어 もっともっと会いたい
자꾸만 자꾸만 난 겁이 나지만 頻りに頻りに僕は怖くなるけど
고장난 가슴이 壊れた僕の胸が
그대 하나만 찾아서 君だけを探して
두려워요 그대를 사랑해서 怖いほどに君を愛して
내 두발이 못 떠나 私の頭から離れないほど
내 두 눈은 너만 봐 撲の二つの目は君だけを見て
그대없이 나는 안될 것 같아 君なしで僕はだめだと思う
3절)
너무 사랑하는데 とても愛してるのに
너무 보고싶은데 とても君を見たいのに
가슴이 아파서 미칠 것 같은데 胸が痛くて狂いそうだ
여기 서 있을께요 ここに立っているよ
사랑 못한다고 해도 愛せないとしても
먼발치서라도 그댈 사랑해 遠くからでも君を愛してる
에프아이엑스(F.I.X) - 사랑이 두려워 발효가족Ost
※発酵家族各話あらすじはこちら
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-843.html
発酵家族HP http://www.발효가족.com/
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BOX1 とBOX2 で全24話楽しめるんですね!
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<画像続き>
クレームを入れてきた納品先のイタリアンレストランに出向くが

天地人が元祖のパプリカキムチとハンドルフードの申請が全く同一のレシピになってるのに驚く
ありえない!全く同一だなんて・・・!絶対何かあるわ

直接ハンドルフードのヒョンスク会長に直訴を

あれらは"両親の真心と時間が込められたキムチです。天地人の精神を返して下さい
何を言うんだね あれはうちの研究員が発案し特許出願したキムチだ

証拠があるとでも?帰りたまえ
ウジュ「どうだったカンサン?」ダメよ・・・ハンドルフードは譲らない

申し訳ない・・・心で詫びるヘジュンだが
母ヒョンスクから電話「ヘジュン・・まさかあなたがパプリカキムチのレシピを流して?」

違う!どうせ何を言っても信じてくれないじゃないか母さんは!僕は悪い息子なんだろ
赤鬼の仮面を被ったギルドンの前で 告白を始める悪徳孤児院長が

ウ・テボクに言われて昔ホテに洗脳を施しました 許して頂戴
その頃ホテは父が搬送された病院を訪ね

カン警部らの手を借り父の記録をやっと手にするが・・・

やった!

え・・・

父の実名はコ・ソヌ 彼は心肺蘇生術を実施したが、死亡・・・・

・・・・・

あれが今生の別れだったのか

父さん・・!父さん!!

何故かそこにギチャンの姿が・・・

大丈夫だ、大丈夫だ、と念を送るかのように立つ
う・・うううっ

・・・・・

むらむらと別の感情が生まれるホテ
天地人に帰ったが・・・

父の死を知ったカンサン

親父とマッコリを飲みたかった 今まで待ったのに・・・一度は

神様だって・・・一度は会わせてくれなきゃならないはず・・だろ
返してやる・・・そうしたら息もつけるさ

すがりつくカンサン

・・・・








20120128
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ソン・イルグク『発酵家族』第16話 あらすじ 愛の恐れ
2014年 9/16~ Gyao 15、16話配信 配信終了日:2014年9月22日
Gyao HP http://gyao.yahoo.co.jp/p/00012/v12267/

第15話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-728.htmlより 韓国リアル時1/27(木)20:45~

主な登場人物
オ・ヘジュン ハン・ビョンマン先生 イ・ギチャン キ・ホテ ガン・ドシク

イ・ウジュ(長女) ナ ウンビちゃん ソル・ノイン イ・カンサン(次女)
<前回からの今回にかけてのあらすじ☆ネタバレ注意>
夜遅く、天地人を一人の娘が訪れる。
天地人にゆかりがあるという娘は、日本人でユキエと名乗るが、過去に養子に出される前は韓国で暮らしていたという。亡くなった母が天地人に縁があって、その母が好きだったというコンナムルパブ(もやしご飯料理)を注文するユキエ。しかし、その話を立ち聞きした料理長のドシクはユキエを見て、激しく動揺する。
いつもポーカーフェイスでクールな表情を崩さないドシクの尋常でない様子に気がつくホテ。ホテはまた、先だって偶然に刑事達からドシクが過去ヤクザ界で伝説の殺し屋だった、という過去を聞いていた。自ら出頭し5年服役したのち、煙のように姿を消したというドシクは、ホテにとってまだヴェールに覆われた謎多き人物であった。
いつより丹念に、注文品のコンナムルパブを調理し、盆に盛るドシク。「おいしい・・・とてもおいしいです」出された料理を懐かしそうに食べるユキエを外からじっと見つめ、目頭を熱くするドシクの様子に、ホテは、二人の間の並ならぬ秘密を感じとる。 かいがいしく給仕をするカンサン姉妹にユキエはバッグから一枚の古い写真を取り出して、母が昔天地人の前で撮ったものだと言って見せるが、ギチャンも母も天地人に居ない今、当時を知るものは彼しかいないとドシクに手渡すも、ドシクは動揺した表情で「知らない」とだけ答える。ユキエが帰った後、残さず食べた器を確認し、切なげに笑みを浮かべるドシク。
ユキエが韓国に渡って来たのは、有能なフードコンサルタントとしてのヘッドハンティングであった。日本の大手食品企業の大型プロジェクトを成功裏に終えた実力コンサルタントとして、ハンドルフード会長ヒョンスクのスカウトを受けたのだ。だが、このときはまだユキエも天地人家族達も、互いの因縁を知るよしもなかった。
一方、板前ヘジュンの流出したキムチのレシピのために、天地人は新たな危機を迎えていた。ヘジュンはハンドルフード会長夫妻の2世という身分を偽って天地人の家族となったが、父に言われるまま天地人が元祖のオリジナルキムチのレシピを次々と送信していたのだ。しかし、予想だにしなかったハンドルフードの特許出願申請に怒り、これは不正なことだから直ちに出願をとりやめるよう、父に電話する。ヘジュンは罪悪感にさいなまれ、ずっと気が重かったことも打ち明けるが、父ミョンチョルは意を変えず、"ビジネスはビジネスであるだけだ。正しいか間違ってるかは問題でない"と釘を刺す。
宿に帰るユキエを密かに尾行したホテは、彼女の滞在先をドシクにそっと渡し、韓屋へ戻るが、そこに駆け寄ってくるカンサン。ホテの父が生きているかもしれないと知った彼女は、ホテ父が搬送された病院の現在置を調べたメモをホテに渡す。ハンドルフードへの対処を優先するホテに「ホテ君はいま、お父さん探すのに熱中してくださいな!」そう命じるカンサンの暖かい気配りに胸を熱くしたホテは、カンサンの額に優しく くちづけする。 "なんだか怖くなる・・・神さまが急に俺によくしてくれ始めたみたいだ"とつぶやくホテ。今まで何の目標もなく、人生を無駄に生きてきたヤクザの自分が、悲しみと喜びを共にしてくれる天地人の家族と、愛する女性を得て、また、生涯懐かしんできた父に会うことが叶うかもしれない、という期待を抱いたホテは、いま心から幸せを感じていた。
そのホテが、ついにメイン料理を任される。先だってピョンマンの妻のための特別な食卓に出したホテのキムチチゲが、自分たちが作ったものより遥かに美味しいと認めたウジュとカンサンは、"今日のメニュー”としてキムチチゲをホテに任せ、天地人の真の料理人として正式にデビューさせることに。最初は戸惑ったホテだが、自分の料理をおいしく食べてくれるお客たちの姿を見て満たされた幸福感を感じ、その姿を眺めるカンサンも瞳を輝かせる。当初食堂の雑用ばかり引き受けていた"見習い"から堂々 料理を作る"板前"に昇格したホテは、充実感を噛みしめるのだった。
あくる日、天地人キムチの特許のことで”元祖”を疑ってきたイタリアンレストランに、カンサンは出向くが、母が発案製造したオリジナルキムチのレシピは、ハンドルフードによって新たに特許出願されていた事実を知り驚愕する。「レシピが盗まれている!?」今までカンサンはハンドルフード女会長ヒョンスクを尊敬してきた。なぜなら会長ヒョンスクは、料理や食べ物に対する深い哲学を持っていて、たとえ巨大資本家であろうとも"天地人"の精神を見習うことを知る企業家であったからだ。カンサンは裏切られた気持ちだが、ホテはこのからくりは全て夫であるミョンチョル社長の企みであると睨んでいた。カンサンはハンドルフードを訪ね、あれらは"両親の真心と時間が込められたキムチです。天地人の精神を返してほしい"と力強く語った。
ことここに到って事態を把握したヒョンスクは息子ヘジュンに電話をし、事実を尋ねる。「ヘジュン・・・まさかあなたが天地人のパプリカキムチレシピを流出したの!?」「違います。僕は知りません」しかし、なおも追及する母に切羽詰まったヘジュンは「どうせ僕の話など信じてはくれないでしょう!?母さんには僕は悪い奴でしかないんだから!」と電話を切ってしまう。カンサンに心で詫びを入れつつも、ヘジュンは償いの機会を失ってしまったのだ。
その頃、一連の悪徳孤児院長誘拐事件を捜査しているカン・チョルソク警部は、犯人とおぼしき怪傑ホン・ギルドンが新たに誘拐した女性院長を洗っていた。ギルドンの前では、22年前ウ・テボクという人物に頼まれて、8歳の男の子に洗脳をして名前をすげかえたことを”すまなかった・・許して”と泣いて謝る孤児院長だが、釈放後は刑事の前で、こんな目に遭わせたのはホテの仕業で、ホテに脅されていたと主張する。
その時ホテは病院で父の消息を尋ねていた。家族でないと記録は見せられないと受付で断られたホテは、カン警部に電話し力を借りる。しかし、努力もむなしく、探し当てた父はすでに 帰らぬ人であった。搬送された時すでに死亡した事実を知らされるホテ。病院の記録に書かれた父の名前はコ・ソヌであった。
あてもなく走り、空を見上げては走り、小路に入り込んだホテはとめどなく涙を流し、父に向かって叫ぶ。涙が枯れるほど泣いた時、ホテにむらむらと別の感情が沸いてくる。父と自分をこんなふうに引き離し運命を狂わせた奴・・・ホテの目が鋭く光る。
帰りの遅いホテを待ちわびるカンサン。離婚をとりやめたビョンマン夫妻がもとのさやに納まるのを見届け、ドシクにも笑みが戻る天地人。やっとホテの姿を見つけたカンサンは彼の元に走りよるが、茫然自失としたホテの様子にためらいがちに声をかける。すると「父の名前はコ・ソヌだった・・コ・ソヌ、どうだ、父さんの名前かっこいいだろ?」「父さんに会って、キムチチゲでマッコリを飲みたかったよ・・こんなに待ったのに・・」ホテはむせび泣く。父の死を知って共に涙を流すカンサン。「返してやる・・この痛みを奴に返してやる。そうすれば息もつける」ホテの悲憤をいたわるように背後から静かに抱きしめるカンサン。そんな彼女の涙をも気付いたホテは、カンサンを固く抱きしめるが・・・
まだ日本語字幕が無いので、前回のあらすじから今回の繋ぎまで併せて書いています。理解の一助となれば幸いです。字幕がつくまでの大まかな目安にしていただけたらと思います。ネタばれ駄目な方はご遠慮下さい。<(_ _)>
<第10話ぷち・ギャラリー>
日本から来たというユキエ

ユキエの出現に動揺を隠せないドシク
ドシクさん、どうかしましたか?

ユキエが気になって・・・
??

これ、昔、天地人で撮った、私の母と赤ちゃんのときの私の写真なんです。

サムチョン(ドシク)、この写真の人に見覚えない?「あ・・い、いや知らん」

警部との会話を思い出すホテ ”ドシクは昔伝説の殺し屋だったんだ”

父さん何て事を・・・レシピは参考にするだけじゃなかったの?あれは天地人のキムチなんだよ!?

すぐ特許申請を取り消して!「相手にならんな・・早く帰ってこい!」絶望的なヘジュン
ホテに父が搬送された病院の移転先メモをわたしてやるカンサン

ホテ君はいま、お父さん探すのに熱中してくださいな!
ジッ

どうしたのホテ君?
俺達って・・

恋愛してるのかな?
う~ん・・・恋愛というにはまだ・・

いきなりChu-☆



なんだか怖くなる・・・急に天が俺によくしてくれるようになったみたいだ

ジッ

何故かユキエと同じ写真を持っているドシク

あくる朝 「ええっ・・お、俺が!?」

俺がキムチチゲを客につくるって!?メイン料理なんて

びっくりフエラムネ唇に
ねえヘジュン君、ホテ君のキムチチゲすごくおいしかったよね? サムチョンもOKだって

「ああ、いいんじゃない」 元気がないヘジュン
初めて正式にメイン料理をつくるホテ

吟味

ホテ君のキムチチゲの評判とってもいい♪ ウフフ

客の反応が気になるホテ

客が美味しそうに食べてくれるのを見届けるが

見守るカンサン

<第16話 感想と雑記>
16話、喜びと悲しみが交互に握手していくような、切ない回でした
イルグクさんの演技・・・というより、キ・ホテの心えぐられるような慟哭には、涙、涙、
また涙・・・。
ホテの頬をつたう涙もさることながら、私はこの台詞に泣けました。
「なんだか怖くなる・・・神さまが急に俺によくしてくれ始めたみたいで」
愛の無い、乾いた世界の住人が、突然に愛潤う世界を経験すると、怖くなって足踏みしてしまう・・・これは本当にあることだと思う。とても切ないですね。
女神の差し伸べる手を、そのあまりの美しさに怖くなって、自ら離してしまう・・・
そんな心理でしょうか。
”幸せすぎて怖い”ってよく言いますが、
怖いもの知らずで生きてきた熱血男児のホテにも怖い物があったんですね。
幸せが怖い、 愛が怖いホテ。
欲しくてたまらないのに、怖いんですね。
そして、得てもまた失うのが怖いから、足踏みしてしまう。
でもそんなホテを誰が笑えよう・・・
誰しもきっと、ううん、愛に純粋で柔らかいハートほど、そうであるに違いない。
今回ラストに流れた、16話のOST、「愛を恐れて」
この切ないバラードのなかに、そんなホテの境地がすべて綴られていたと思います。
発酵家族では三つ目のOSTですね。
とりわけ涙腺を刺激する切ない詞とメロディーに、今迄すこぶる明るかったこのドラマに、一時的(であってほしい)に 別れや悲しみが訪れるのか?
など、微妙なニュアンスの伏線を感じとってしまう、センシティブな自分と闘っています。
けれど、悲しみや恐れの伴わない愛なんて、本当の恋愛ではないですね
きっと。
ホテは言いました。「俺達、恋愛をしてるのかな?」
照れ隠しもあるのでしょうが、ホテの心の奥底の、もっともっと潜在的な部分で、
疼く"恐れ"が、はっきりとは「愛してる」と言わせないのかな・・・
そんなふうにも聞こえた、16話でした。
美雨
今日初めてかかった3つ目のOST「愛を恐れて」ヘタな訳ですが下に載せてみます。
発酵家族OST パート3 FIX _ 사랑이 두려워(발효가족 OST Pt.3)
「愛を恐れて」 [Lyrics] F.I.X 사랑이 두려워 노래가사
1절)
어쩌다 우리 이렇게 만난건지 どうして僕たちはこのように会ったのか
그냥 스치는 인연이 될 수 없었던 건지 ただ擦れる縁になれなかったのか
어쩌다 정말 그댈 사랑한건지 なぜ本当に君を愛したのか
우린 왜 엇갈린 운명인건지 なぜ僕たちは行き違った運命なのか
안 된다고 아니라고 いけない、違うと
도망쳐봐도 또 다시 찾아와 逃げても再び訪ねてきて
그댄 멀어질수록 君は遠ざかるほど、
더욱 더 보고싶어 もっともっと会いたい
자꾸만 자꾸만 난 겁이 나지만 頻りに頻りに僕は怖くなるけど
고장난 내 가슴이 壊れた僕の胸が
그대 하나만 찾아서 君だけを探して
두려워요 그대를 사랑해서 怖いほどに君を愛して
2절)
어쩌다 그댄 아픈 사랑인건지 なぜ君は痛い愛なのか
왜하필 그대를 사랑한건지 どうして君を愛したか
눈을 떠도 눈감아도 目を開いても目を閉じても
그대 떠올라 더욱더 그리워 君は浮び上がってより一層懐かしくて
그댄 멀어질수록 君は遠ざかるほど
더욱더 보고 싶어 もっともっと会いたい
자꾸만 자꾸만 난 겁이 나지만 頻りに頻りに僕は怖くなるけど
고장난 가슴이 壊れた僕の胸が
그대 하나만 찾아서 君だけを探して
두려워요 그대를 사랑해서 怖いほどに君を愛して
내 두발이 못 떠나 私の頭から離れないほど
내 두 눈은 너만 봐 撲の二つの目は君だけを見て
그대없이 나는 안될 것 같아 君なしで僕はだめだと思う
3절)
너무 사랑하는데 とても愛してるのに
너무 보고싶은데 とても君を見たいのに
가슴이 아파서 미칠 것 같은데 胸が痛くて狂いそうだ
여기 서 있을께요 ここに立っているよ
사랑 못한다고 해도 愛せないとしても
먼발치서라도 그댈 사랑해 遠くからでも君を愛してる
에프아이엑스(F.I.X) - 사랑이 두려워 발효가족Ost
※発酵家族各話あらすじはこちら
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-843.html
発酵家族HP http://www.발효가족.com/
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<画像続き>
クレームを入れてきた納品先のイタリアンレストランに出向くが

天地人が元祖のパプリカキムチとハンドルフードの申請が全く同一のレシピになってるのに驚く
ありえない!全く同一だなんて・・・!絶対何かあるわ

直接ハンドルフードのヒョンスク会長に直訴を

あれらは"両親の真心と時間が込められたキムチです。天地人の精神を返して下さい
何を言うんだね あれはうちの研究員が発案し特許出願したキムチだ

証拠があるとでも?帰りたまえ
ウジュ「どうだったカンサン?」ダメよ・・・ハンドルフードは譲らない

申し訳ない・・・心で詫びるヘジュンだが
母ヒョンスクから電話「ヘジュン・・まさかあなたがパプリカキムチのレシピを流して?」

違う!どうせ何を言っても信じてくれないじゃないか母さんは!僕は悪い息子なんだろ
赤鬼の仮面を被ったギルドンの前で 告白を始める悪徳孤児院長が

ウ・テボクに言われて昔ホテに洗脳を施しました 許して頂戴
その頃ホテは父が搬送された病院を訪ね

カン警部らの手を借り父の記録をやっと手にするが・・・

やった!

え・・・

父の実名はコ・ソヌ 彼は心肺蘇生術を実施したが、死亡・・・・

・・・・・

あれが今生の別れだったのか

父さん・・!父さん!!

何故かそこにギチャンの姿が・・・

大丈夫だ、大丈夫だ、と念を送るかのように立つ
う・・うううっ

・・・・・

むらむらと別の感情が生まれるホテ
天地人に帰ったが・・・

父の死を知ったカンサン

親父とマッコリを飲みたかった 今まで待ったのに・・・一度は

神様だって・・・一度は会わせてくれなきゃならないはず・・だろ
返してやる・・・そうしたら息もつけるさ

すがりつくカンサン

・・・・








20120128
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