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2013.01/08 [Tue]
人生画報157,158,159,160話 砂の城の住人 ”인생화보” 모래성 주민
[ソン・イルグク] ブログ村キーワード人生画報 あらすじと感想・雑記 「인생화보」
人生画報157,158,159,160話 砂の城の住人 DVD40巻
157,158話 1/9(水) 19:15 ~ 20:10 (再)1/13(日) 2:35 ~ 3:30 (55分)
159,160話 1/10(木)19:15 ~ 20:10 (再)1/14(月) 2:35 ~ 3:30 (55分) KBS World

第153~156話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-279.htmlより続き

❤関連ページはこちら
人生画報番外編20(イ・チドと愉快な仲間たち)
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-294.html
人生画報とくべつ編2(ヒョンシクだけの人生画報)
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-295.html
第157話あらすじ
ヒョンシクは出所後の挨拶にエリムを連れて実家に帰る。しかし、過去にヒョンウが結婚したがっていた相手がエリムだったことから、エリムを受け入れない両親と対立し、妻を認めないなら家を出ると言い出すヒョンシク。そんな争いをみるにつけ いたたまれないヒョンウは原因は自分にあると主張し、両親の説得を試みる。その甲斐あってヨンソクは折れ、良い日を選んでエリムを正式につれて来いとヒョンシクに告げる。ヒョンシクは嬉々満面、ヒョンウに感謝する。その頃、検事となって初登庁するムンチョルをチドは誇らしく眺めつつ初心表明をさせる。8年間カバン探しに終始して何の成果も得れなかったチドは、ムンチョルを頼みの綱とばかりに一縷の希望を託すのであった。
一方、ジョンリムが困っているのを見たミンスはトラックの運転を手伝う。
補欠選挙に出馬したヨンソクは遊説中に、校長時代の教職仲間に偶然再会し驚愕する。
<157話ぷちギャラリー>
荷物をまとめて出ていくつもり?

妻と子と暮らすのは当然だろう?
ちゃんとご許可がでてから式をあげましょう?私は待てるわ

それまでは別々に暮らせばいいの。

まずは結婚式をあげよう

腕枕するヒョンシク

いけませんw
ハッハッハッ

誇らしい息子を嬉しくて仕方ないチド
やみくもに結婚を認めろと言って通じると思うか?

いい日を選んで正式に連れて来い

びっくりフエラムネ唇

ヒョンウに感謝しろ

ますますフエラムネ
第158話あらすじ
戦争前に同じ高校で勤めいていた教師と、遊説中に偶然再会したヨンソク。"校長先生"と呼ばれるのを耳にした熊は、部下に探りを入れさせる。
一方、二年ぶりに東亜住宅に戻って引き継ぎをすませたヒョンシクは、拘置所でミンスが去る時言い残した「拾った幸運を持ち主に返してやれ」という言葉を思い出していた。しかし、返そうにももう遅すぎる気がして怖くなるのであった。
ジョンリムはまだ仕事のないミンスに配達員として協力してほしいと言う。
チドからこれ以上金を吸い上げられないダロと興信所のファン所長は、戦前ヨンソクが東区で校長をしていたことを突き止め、ならば何故今まで隠していたのかと、よからぬ当て推量をする。
<158話ぷちギャラリー>
先生!

ご無事だったんですね!
ギョッ

おい聞いたか?

ええっ!?

盗み聞きしている熊の子分
配達を手伝ったミンス

採用するわ!

怖くなるのでした
シン・ヨンソクが出馬?とんでもない あんなやからに

あ ぽ じぃー

字を教えるヒョンシク

なぜ否定するんだ?"

第159話あらすじ
シン家の両親は、正式に挨拶に来たエリムに、今まで状況が悪かっただけでエリム個人を憎んでいた訳ではない旨を話し、ちゃんと式を挙げ婚姻届を出して幸せに暮らせと言う。感動したエリムは感謝の意を述べる。
洋品店のカン夫人は、ムンチョルが学生時代に息子の家庭教師に来ていた頃から、娘のミョンへの夫候補にと有望株のムンチョルに目星をつけていたが、検事の卵となった今こそ自分の出番と、ムンチョルの家族を探し当てジョンリムの饅頭工場へ挨拶にやってくる。しかしムンチョルの姉がジョンリムだと知り驚く。以前さんざん見下していたジョンリムやエリム、その母親のことを思い返し、しまったと後悔し、慌ててフォローの策を考える。
一方、ヒョンシクはヨンソクに、戦時中拾ったカバンの持ち主を捜して、拾った金を返そうと提案する。しかしヨンソクは、今まで何故返さなかったと責められるだけだし、こちらも精神的な犠牲を払ったのだから自分たちの金も同然だと言い張る。ヒョンシクは、あのカバンを返さぬ限り砂の上に家を立ててるようで自分の人生を生きた気がしないと言って聞かせるが、ヨンソクは頑なに突っぱねるのであった。二人の深刻な様子に何かただならぬ秘密の気配を感じ取ったヒョンウは、ヒョンシクを問い詰める。
<159話ぷちギャラリー>
正式に挨拶しにきたエリム

あなたを憎んでたわけじゃないの 状況がそうさせたの

正式に挨拶に来いと言われたそうよ

フンいまごろになって何だ!あのじいさん何を考えてる

ムンチョルにあの会社の不正を調べさせてやる! この執念深さ
ここで十分じゃない

俺は

不安だったんだ

あ、あなたは・・・

じゃ、ムンチョル君は弟・・なの!?
父さん、避難中に拾ったカバンの金だけど

今となってはもう遅い

何かを築いても自分のものじゃないような気分、

おい!

ついにダロに見つかったミンス
第160話あらすじ
ソウルに戻ってきたミンスをみとがめたダロは、まずは熊親分に挨拶にいくのが筋だろうと言い放つ。 熊は、挨拶に来たミンスに祖母が持っている手形の支払い期限を延長してくれないかと頼み込む。 同じ頃、ヒョンシクはエリムの勤務先で、取引先でもあるユニオン商事の上司を訪ね、エリムと結婚したい旨告げる。相手の室長は大いに驚き、もしかしてイさんの子供は・・・と聞くやいなや「はい、私の子です」と返すヒョンシクに唖然とする。二年間のあいだ、ム所にいるヒョンシクに会う為にさんざ嘘を言って抜けだしたエリムはバツが悪かったとヒョンシクを叱るが、今まで未婚の母とうしろ指さされていたエリムの名誉挽回のためにしたことだと言い訳してはエリムの頬をなでる、嬉しげなヒョンシクであった。
そんな中、ヒョンウはヒョンシクとの隠し事が何なのかを父に問い質すが、ヨンソクは取り合おうとしない。 ヨンソクはまた、愛人のウォルヨンがヨンソクの選挙運動をおもてだって手伝おうとするのに頭を痛めていたが、水商売の強みで沢山の人脈と票がとれると言うウォルヨンの言葉にほだされて、信用してしまう。ムンチョルの家の家族達に過去失態を侵したと感じたカン夫人は、エリムのウエディングドレスを仕立てることでなんとか挽回を図ろうと必死で取り入る。 一方、以前ミンスが高校の恩師だと言ってた男が、ヨンソクを校長と呼んでいたのと同人物だと気付いたダロは、ヨンソクがミンスの母校の校長であることに、確証を強める。
<160話ぷちギャラリー>
熊に挨拶するミンス

ミンスや~

少しだけ待つよう説得しれくれよ 熊なで声
両家の

そういう問題ではありませんw
ユニオン商事室長に挨拶

実は・・・

ジョンリムのお母さんにいつ会います?

必死に取り入り作戦
父さん

ヒョンシクが・・・僕を失望させたくないから言わないと
君は・・

急に態度が変わるヨンソク
ええ。票をとりたいなら

熊の罠に・・
昔ミンスが会っていた恩師を覚えているか?

じゃ

かぎつける二人
<人生画報のこんなところが好き!>
人生画報って、とても文学的で哲学的。
ときに、宗教感すら感じさせる哲学的な言葉や表現がでてきます。
しかも、最も宗教や哲学とは縁のなさそうな主人公(ヒョンシク)の口からそれが出てくるので驚きです。笑
実家での、何かとても深みのある、哲学的なヒョンシク達の会話。
嬉々として、エリムはいいます。
「あなたの今までの暮らしが見えるよう。ここで十分だわ。」
「俺には、一度も自分の家だと思えたことは無かったよ」
「どうして?」
「不安だったんだ。消えてしまいそうで」
??キョトンと疑問符を浮かべたエリムに、ヒョンシクはなおも続けます。
「俺は安全で頑丈な家で三人で暮らしたいんだ。
・・・理解できないかもしれないが」
「じゃ、どんな家を作るのか楽しみだわ」と無邪気に返すエリム。
そしてついに、世界で一番恐れ、また苦手な父親を相手に「カバンを返そう」と切り込んだヒョンシク。
父を苦しめる提案をするわけですから、世界で一番勇気のいることかもしれません。
「何かを築いても自分のものじゃないような気分、
いつも砂の上に家を立ててるようだった・・・」
前回のレビューで、聖書の中から、マタイの「狭き門」の話を挙げましたが、偶然また、マタイの言葉を思い出さずにいられなかったダイアログ。
聖書のマタイ伝、マタイ7章24ー27節に、『砂上の楼閣』 のお話がでてきます。
「わたしのこれらのことばを聞いてそれを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもそれぱひどい倒れ方でした」(マタイ7章24~27、ルカ6章46~49)
ダイジェストするとこれはヒョンシクの言うところの、「崩れやすい砂の上に建てられた高い建物のように、一見立派でも基礎が弱くて長く維持できない物、事」をさす言葉です。
ヒョンシクが語っていた、盤石な地面に立てた本当のしあわせな家とは、まさしく、159話でヒョンシクがヨンソクに訴えていた「拾ったカバンの金を返すまでは、俺は自分で自分の人生を生きた気がしないんだよ」にヒントがある気がしています。
エリムと同じく、私もヒョンシクが実際どんな家を作るのか、本当に見てみたいです。タイムマシーンで未来に行って・・・
じゃなかった、過去を遡って。(笑)
でも、案外それは目に見えないもののなかに、それこそ愛する者の輝く瞳と笑顔の中に建つ家なのかもしれませんね。
美雨

マタイ Saint_Matthew
161,162,163,164話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-298.htmlに続く
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人生画報157,158,159,160話 砂の城の住人 DVD40巻
157,158話 1/9(水) 19:15 ~ 20:10 (再)1/13(日) 2:35 ~ 3:30 (55分)
159,160話 1/10(木)19:15 ~ 20:10 (再)1/14(月) 2:35 ~ 3:30 (55分) KBS World

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第157話あらすじ
ヒョンシクは出所後の挨拶にエリムを連れて実家に帰る。しかし、過去にヒョンウが結婚したがっていた相手がエリムだったことから、エリムを受け入れない両親と対立し、妻を認めないなら家を出ると言い出すヒョンシク。そんな争いをみるにつけ いたたまれないヒョンウは原因は自分にあると主張し、両親の説得を試みる。その甲斐あってヨンソクは折れ、良い日を選んでエリムを正式につれて来いとヒョンシクに告げる。ヒョンシクは嬉々満面、ヒョンウに感謝する。その頃、検事となって初登庁するムンチョルをチドは誇らしく眺めつつ初心表明をさせる。8年間カバン探しに終始して何の成果も得れなかったチドは、ムンチョルを頼みの綱とばかりに一縷の希望を託すのであった。
一方、ジョンリムが困っているのを見たミンスはトラックの運転を手伝う。
補欠選挙に出馬したヨンソクは遊説中に、校長時代の教職仲間に偶然再会し驚愕する。
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妻と子と暮らすのは当然だろう?
ちゃんとご許可がでてから式をあげましょう?私は待てるわ

それまでは別々に暮らせばいいの。

まずは結婚式をあげよう

腕枕するヒョンシク

いけませんw
ハッハッハッ

誇らしい息子を嬉しくて仕方ないチド
やみくもに結婚を認めろと言って通じると思うか?

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びっくりフエラムネ唇

ヒョンウに感謝しろ

ますますフエラムネ
第158話あらすじ
戦争前に同じ高校で勤めいていた教師と、遊説中に偶然再会したヨンソク。"校長先生"と呼ばれるのを耳にした熊は、部下に探りを入れさせる。
一方、二年ぶりに東亜住宅に戻って引き継ぎをすませたヒョンシクは、拘置所でミンスが去る時言い残した「拾った幸運を持ち主に返してやれ」という言葉を思い出していた。しかし、返そうにももう遅すぎる気がして怖くなるのであった。
ジョンリムはまだ仕事のないミンスに配達員として協力してほしいと言う。
チドからこれ以上金を吸い上げられないダロと興信所のファン所長は、戦前ヨンソクが東区で校長をしていたことを突き止め、ならば何故今まで隠していたのかと、よからぬ当て推量をする。
<158話ぷちギャラリー>
先生!

ご無事だったんですね!
ギョッ

おい聞いたか?

ええっ!?

盗み聞きしている熊の子分
配達を手伝ったミンス

採用するわ!

怖くなるのでした
シン・ヨンソクが出馬?とんでもない あんなやからに

あ ぽ じぃー

字を教えるヒョンシク

なぜ否定するんだ?"

第159話あらすじ
シン家の両親は、正式に挨拶に来たエリムに、今まで状況が悪かっただけでエリム個人を憎んでいた訳ではない旨を話し、ちゃんと式を挙げ婚姻届を出して幸せに暮らせと言う。感動したエリムは感謝の意を述べる。
洋品店のカン夫人は、ムンチョルが学生時代に息子の家庭教師に来ていた頃から、娘のミョンへの夫候補にと有望株のムンチョルに目星をつけていたが、検事の卵となった今こそ自分の出番と、ムンチョルの家族を探し当てジョンリムの饅頭工場へ挨拶にやってくる。しかしムンチョルの姉がジョンリムだと知り驚く。以前さんざん見下していたジョンリムやエリム、その母親のことを思い返し、しまったと後悔し、慌ててフォローの策を考える。
一方、ヒョンシクはヨンソクに、戦時中拾ったカバンの持ち主を捜して、拾った金を返そうと提案する。しかしヨンソクは、今まで何故返さなかったと責められるだけだし、こちらも精神的な犠牲を払ったのだから自分たちの金も同然だと言い張る。ヒョンシクは、あのカバンを返さぬ限り砂の上に家を立ててるようで自分の人生を生きた気がしないと言って聞かせるが、ヨンソクは頑なに突っぱねるのであった。二人の深刻な様子に何かただならぬ秘密の気配を感じ取ったヒョンウは、ヒョンシクを問い詰める。
<159話ぷちギャラリー>
正式に挨拶しにきたエリム

あなたを憎んでたわけじゃないの 状況がそうさせたの

正式に挨拶に来いと言われたそうよ

フンいまごろになって何だ!あのじいさん何を考えてる

ムンチョルにあの会社の不正を調べさせてやる! この執念深さ
ここで十分じゃない

俺は

不安だったんだ

あ、あなたは・・・

じゃ、ムンチョル君は弟・・なの!?
父さん、避難中に拾ったカバンの金だけど

今となってはもう遅い

何かを築いても自分のものじゃないような気分、

おい!

ついにダロに見つかったミンス
第160話あらすじ
ソウルに戻ってきたミンスをみとがめたダロは、まずは熊親分に挨拶にいくのが筋だろうと言い放つ。 熊は、挨拶に来たミンスに祖母が持っている手形の支払い期限を延長してくれないかと頼み込む。 同じ頃、ヒョンシクはエリムの勤務先で、取引先でもあるユニオン商事の上司を訪ね、エリムと結婚したい旨告げる。相手の室長は大いに驚き、もしかしてイさんの子供は・・・と聞くやいなや「はい、私の子です」と返すヒョンシクに唖然とする。二年間のあいだ、ム所にいるヒョンシクに会う為にさんざ嘘を言って抜けだしたエリムはバツが悪かったとヒョンシクを叱るが、今まで未婚の母とうしろ指さされていたエリムの名誉挽回のためにしたことだと言い訳してはエリムの頬をなでる、嬉しげなヒョンシクであった。
そんな中、ヒョンウはヒョンシクとの隠し事が何なのかを父に問い質すが、ヨンソクは取り合おうとしない。 ヨンソクはまた、愛人のウォルヨンがヨンソクの選挙運動をおもてだって手伝おうとするのに頭を痛めていたが、水商売の強みで沢山の人脈と票がとれると言うウォルヨンの言葉にほだされて、信用してしまう。ムンチョルの家の家族達に過去失態を侵したと感じたカン夫人は、エリムのウエディングドレスを仕立てることでなんとか挽回を図ろうと必死で取り入る。 一方、以前ミンスが高校の恩師だと言ってた男が、ヨンソクを校長と呼んでいたのと同人物だと気付いたダロは、ヨンソクがミンスの母校の校長であることに、確証を強める。
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熊に挨拶するミンス

ミンスや~

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必死に取り入り作戦
父さん

ヒョンシクが・・・僕を失望させたくないから言わないと
君は・・

急に態度が変わるヨンソク
ええ。票をとりたいなら

熊の罠に・・
昔ミンスが会っていた恩師を覚えているか?

じゃ

かぎつける二人
<人生画報のこんなところが好き!>
人生画報って、とても文学的で哲学的。
ときに、宗教感すら感じさせる哲学的な言葉や表現がでてきます。
しかも、最も宗教や哲学とは縁のなさそうな主人公(ヒョンシク)の口からそれが出てくるので驚きです。笑
実家での、何かとても深みのある、哲学的なヒョンシク達の会話。
嬉々として、エリムはいいます。
「あなたの今までの暮らしが見えるよう。ここで十分だわ。」
「俺には、一度も自分の家だと思えたことは無かったよ」
「どうして?」
「不安だったんだ。消えてしまいそうで」
??キョトンと疑問符を浮かべたエリムに、ヒョンシクはなおも続けます。
「俺は安全で頑丈な家で三人で暮らしたいんだ。
・・・理解できないかもしれないが」
「じゃ、どんな家を作るのか楽しみだわ」と無邪気に返すエリム。
そしてついに、世界で一番恐れ、また苦手な父親を相手に「カバンを返そう」と切り込んだヒョンシク。
父を苦しめる提案をするわけですから、世界で一番勇気のいることかもしれません。
「何かを築いても自分のものじゃないような気分、
いつも砂の上に家を立ててるようだった・・・」
前回のレビューで、聖書の中から、マタイの「狭き門」の話を挙げましたが、偶然また、マタイの言葉を思い出さずにいられなかったダイアログ。
聖書のマタイ伝、マタイ7章24ー27節に、『砂上の楼閣』 のお話がでてきます。
「わたしのこれらのことばを聞いてそれを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもそれぱひどい倒れ方でした」(マタイ7章24~27、ルカ6章46~49)
ダイジェストするとこれはヒョンシクの言うところの、「崩れやすい砂の上に建てられた高い建物のように、一見立派でも基礎が弱くて長く維持できない物、事」をさす言葉です。
ヒョンシクが語っていた、盤石な地面に立てた本当のしあわせな家とは、まさしく、159話でヒョンシクがヨンソクに訴えていた「拾ったカバンの金を返すまでは、俺は自分で自分の人生を生きた気がしないんだよ」にヒントがある気がしています。
エリムと同じく、私もヒョンシクが実際どんな家を作るのか、本当に見てみたいです。タイムマシーンで未来に行って・・・
じゃなかった、過去を遡って。(笑)
でも、案外それは目に見えないもののなかに、それこそ愛する者の輝く瞳と笑顔の中に建つ家なのかもしれませんね。
美雨

マタイ Saint_Matthew
161,162,163,164話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-298.htmlに続く
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- [韓国ドラマ:人生画報あらすじ&感想]
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かじぺたさま
こちらこそ、昨年はいろいろお世話になりました。
といっても今年は制約もありそうで、あまり数多くは更新できなそうですが、納得のいくものを
書いていけたら、と思っています。
おかげさまで、母の病状もだいぶ落ち着きました。
油断は禁物ですが、少しでも長生きしてほしいです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m