Entries
2013.01/03 [Thu]
人生画報153,154,155,156話 自由へのパスポート
[ソン・イルグク] ブログ村キーワード人生画報 あらすじと感想・雑記 「인생화보」
人生画報153,154,155,156話 DVD39巻 自由へのパスポート

第149~152話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-272.htmlより続き

チド父さんの番外編19はこちらhttp://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-276.html
第153話あらすじ
ヨンソクは、ヒョンシクが拘置所から出れない以上結論を出さねばいけないので、ソンジェの母親をを連れてくるようヒョンウに促す。しかしヒョンウはその前に話しておかねばならない件があると前置きし、かつてヒョンウが結婚を望んでいた女性がソンジェの母であり、ヨンソクも知るエリムその人だと告げる。それを知った父は激怒し、不快感をあらわにする。ヒョンウはエリムの立場を一層悪くしたと自分を責める。
熊の会社が倒産寸前だと聞いたジョンリムは、ミンスが会社を辞めたら船乗りになると聞き動揺する。いつも身近にいて温かく見守ってくれたミンスが突然いなくなるなど信じられず、ミンスを止めて欲しいと彼の祖母に涙で明かす。エリムとソンジェは軟禁生活が長そうなヒョンシクのために記念撮影し、面会室で写真を見せる。成長が著しい我が子の様子を見るにつけ、ソンジェが小学生になる三年後、入学式には出てやりたいと話す。だが、あくる日の判決で、ヒョンシクは4年の実刑を言い渡される。
<153話ぷちギャラリー>
父さん、

ああ、お前が結婚したいと言い抜いてた女性だろう?
ヒョンウ「実はソンジェの母親が、彼女なんだ」

馬鹿もの!兄弟そろって家に泥を塗るつもりか!?

彼女に出会ったことを後悔したのでした
記念撮影 フラッシュにびっくりのソンジェ

お母さん!もう一度写真を撮りに戻ろうよ 変な顔になっちゃった

ゴネるソンジェ
ソンジェや

愛されていないことはわかってたわ でも結婚すれば変わると思ってた

すまない

事務所をやめて

おばあさん!

ミンスさんを止めて
ソンジェとの記念撮影の写真を見せるエリム

ああ 大きくなったな

入学式には行きたい
第154話あらすじ
4年の実刑を受けたヒョンシク。エリムはお父さんは仕事でどうしても外国へいかなければならないのとソンジェに言い聞かせるが、そんなの嫌だと駄々をこねるソンジェにエリムも困ってしまう。ヒョンシクは周囲の勧めにも耳を貸さずに、これ以上裁判を続けるのは意に反すると言って控訴を拒む。
エリムの実家では、ヒョンシクが刑務所で4年も服役すると聞き、チドは皮算用していたヒョンシクの財産が父親のヨンソクに渡るのではないかと懸念し、早くにエリムを入籍させるんだと意気込む。
一方、熊は手形を買い集めていたのがミンスの祖母だと知り驚く。祖母はミンスを自由にすれば支払期限を延期すると熊に取引を持ちかける。エリムはミンジョンに会い、もう思い通りになったでしょうからヒョンシクから手を引いて欲しいと告げる。
<154話ぷちギャラリー>
下された判決

おお・・おお!ヒョンシク!!

かわいそうなヒョンシク!かわいそうなソンジェ!!あの子をつれてきて

これから

いや、俺はここで終わりにします ミンジョンと妥協するつもりは無い
4年の実刑だって ッハ!

なんて酷いことを・・・

ああ。ミンジョンへのプレゼントさ
手形を買い集めてたのがおばあさんだなんて

金をずいぶん貯めてきたのは知ってましたが
どちらか選びな

あなたもつらいことはわかるわ

こんな結果は望んではいなかった ほんとは彼が降参するのを誰よりも望んでいた・・

苦しかったでしょ。 だけどもう

心を見透かされ・・・

涙で立ち去るミンジョン
第155話あらすじ
エリムはヒョンシクに会いに行き二年後に入学式を迎えるソンジェのためにも控訴してと頼むが、ヒョンシクは色良い返事をせず、もし控訴してくれないならどんなに感動的な手紙を書いても会いにこないとヒョンシクに迫る。ミンジョンも苦しみ抜いた末にヒョンシクを諦めることを決意し、父にはこれ以上干渉させないから控訴して欲しいとヒョンシクに頼む。そして泣く泣くヒョンシクの部屋に飾った婚約式の写真をしまい、お義母さんとこの家で暮らしたかったと涙ながらに去っていくのであった。シン家の母はこうなった以上、そろそろエリムをこの家で暮らさせましょうとヨンソクに提案するが、実はヒョンウが結婚したがっていた女性もまたエリムだったと知り仰天する。ヒョンウは自分の存在がエリム達の幸せの重荷になってしまったとつくづく実感し苦悩する。
一方、ミンスは祖母とジョンリムに別れを告げ、船に乗るために旅立つ。ソウルの去り際、刑務所のヒョンシクを訪ねたミンスは、この5年間幸せではなかった筈だ、戦争中拾ったというその幸運を、持ち主に返してやれと意味深な言葉を残していく。
<155話ぷちギャラリー>
お母様と暮らしたかった・・

さよならお母様
ミンスさん!

元気で

ソウルを出る 挨拶に来た

ああ 海を見ながらあかを流したい
戦争で幸運を拾ったそうだが ヒョンシク・・お前は

イミシンなことを言うミンス

幸運を持ち主に返してやれ
第156話あらすじ
2年のときが過ぎ、晴れて出所したヒョンシクを迎えに出るエリム。彼女といだきあい、自由の空気を懐かしむヒョンシクに、御苦労さま、お疲れ様でしたとねぎらうエリム。ヒョンシクはすぐさまエリムの家に向かい、愛しいわが子をかきいだき、幸せを噛みしめる。帰った挨拶をするヒョンシクに、エリムの母はもう二度と離れることなく、力を合わせて幸せな家庭を築いて欲しいと告げる。ヒョンシクはソンジェに、自分で引いた設計図を見せ「父さんと母さんが結婚式を挙げたらいつかこの家に住もう」と目を輝かせ未来の夢を語るのであった。
一方、ヨンソクは補欠選挙に出馬するための準備に追われ、ムンチョルは検事としての輝かしい第一歩踏み出していた。そしてミンスもまた、船員を辞めて街に戻ってくる。
ヒョンシクは家族を連れて自分の実家に挨拶に行くが、シン家の母はエリムを見るなり途端に不快を露わにし、長男次男を共にたぶらかした娘とは不愉快で暮らせないと、きつい言葉を投げかける。
<153話ぷちギャラリー>
2年後 拘置所から出るヒョンシク

ますます美しくなったエリム ヒョンシクを迎えに・・

喜びをかみしめて

ソンジェや!

挨拶するヒョンシク

家具と壁紙がが立派になってる件
お父さんもう外国にはいかないんだよね?

ああ!これからはソンジェとずっと一緒に暮らす
ミンスもまた帰って来る

選挙への出馬を決めたヨンソク

この2年で変わり果てすっかり権力志向に
もと熊の事務員のチョンさん。結婚もして何故かジョンリムの饅頭工場に

検察庁への初登庁のムンチョル

法学部を首席で卒業し検事の道を
シン・ヨンソクが出馬だと?・・ッハ!

(いかにも憎々しげに)この世も終わりだよ
ヒョンシクの実家を訪れたエリム

不機嫌な母

長男と二男をたぶらかした娘なのよ!
<人生画報のこんなところが好き!>
こんな話が頭をよぎった回。
聖書のマタイ伝、7章13-14節に、『狭き門』 という話がでてきます。
「ラクダが針の穴を通る」 という表現でも知られており、釈迦の説法にも接点のみられる逸話です。
当時イスラエルでラクダは一番大きな動物だったので、勿論ラクダが針の穴は通れるはずもない、という喩えで表現されたのですが、これはエルサレムの「針の門」の事だと言う解釈が一般的です。
噛み砕いていうと、大きなラクダがこの一番小さな針の門を通るには、ラクダの背に乗せている荷物を全て下ろして、ラクダの膝を折り気味にしないと通れないのがこの針の門と言うことで、ひいては、私達が持っている荷物、プライドとか財産とか、勿論罪の重荷もすっかりその門の所で下ろして身軽(謙虚)になったら天国の門に入れる―本当の自由へのパスポートが得れる、と言う意味なのです。
さて、自由へのパスポートをなんとか手に入れられそうな親友同士の若者たち。
ひとりは刑務所という監獄から、
そしてもうひとりは極道という檻の中から。
時間という代償を払い、なんとか自由の手形をへて、まぶしい青空のもと、帰ってこれそうです。
にしてもミンスは割があわなかった。
ヒョンシクの命を救うためとヨンソク校長への恩返しのためだけにヤクザの道に入ったのだものね。
しかもそれを当のヒョンシクにも、たった一人の肉親のおばあさんにも、愛するジョンリムにも、そして誰にも事情を告げず、言い訳を一切しなかったミンス。
自己犠牲が美徳とは決して思わないけど、ミンスって「男の中の男」だと思う。
そしてヒョンシク。
潔く刑務所に入ったけど、それは自分のエゴの為犠牲になったミンジョンへの償いのため。
大義名分(?)としてはあまりカッコよくないけど、ヒョンシク自身の心は晴れるでしょう。
前科者とうしろ指さされても、人前で顔をあげて堂々としていられるでしょう。そんなヒョンシクが大好きです。
ヒョンシクは、本当にまるくまあるくなりましたね。
プサン時代の、前半のヒョンシクと比べてみると本当によくわかる。(笑)
宇宙空間、自然界において一番自然な形は円球で、すべてのものは円になろうとする力があるけれど、こころもまたそうなんじゃないかと思う。ヒョンシクのとんがった前半生のピラミッドはバリアのようなもの。本当はまるい綺麗なみたまが隠れていたのだ。
もちろん、とんがったヒョンシクも好きだったけど、大きなカドがとれて、まあるく、まあるくなったヒョンシクも大好き。
円くなったというのは、威勢がなくなって委縮してしまったという意味でなく、余計な自尊心や虚栄がなくなって、まっさらなヒョンシクに磨かれぬいたという意味で。その力の原動力はまぎれもなくエリムとソンジェでしょう。そんなまあるい心こそが自由のパスポートなのかもしれない。ヒョンシクは針の門を通れそうな気がする。
余計な物のついてない円いヒョンシクは、もうこわいものなしの筈なんだけど、もうひとつ、肩に背負った十字架を降ろさないといけないという課題が残っていました。
カバン。
これはヒョンシクだけの問題では無くて父ヨンソクの人生とシン家の命運がかかっているから、ヒョンシクも慎重に対峙していかないとならないところ。
その点、父ヨンソクはまだ、自由のパスポートを得れそうにない。
ラクダの背に乗せた全てのお荷物―プライドも財産もお妾さんも、勿論罪の重荷もすっかりその門の所で下ろして、狭き門よりくぐりぬけてほしいところです。
美雨
第157~162話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-288.htmlに続く
携帯からの読者さまはこちらから投票してくださると嬉しいです(>ω<)
にほんブログ村 世界史
韓国ドラマブログランキング
パソコンの読者のかた、
★このランキングに参加しています。更新の励みになるので押して下さると嬉しいです★



(>ω<)ポチに感謝デス♪
orginal date 2010 09.17
SONG ILKOOK ソン・イルグクさん 송일국,宋一国,SongIlKook
歴史劇 史劇 歴史ドラマ 韓国ドラマ
ヒョンシク ヒョンウ エリム イ・チド
人生画報あらすじ 人生画報感想 人生画報みどころ 人生画報レビュー
人生画報153,154,155,156話 DVD39巻 自由へのパスポート

第149~152話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-272.htmlより続き

チド父さんの番外編19はこちらhttp://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-276.html
第153話あらすじ
ヨンソクは、ヒョンシクが拘置所から出れない以上結論を出さねばいけないので、ソンジェの母親をを連れてくるようヒョンウに促す。しかしヒョンウはその前に話しておかねばならない件があると前置きし、かつてヒョンウが結婚を望んでいた女性がソンジェの母であり、ヨンソクも知るエリムその人だと告げる。それを知った父は激怒し、不快感をあらわにする。ヒョンウはエリムの立場を一層悪くしたと自分を責める。
熊の会社が倒産寸前だと聞いたジョンリムは、ミンスが会社を辞めたら船乗りになると聞き動揺する。いつも身近にいて温かく見守ってくれたミンスが突然いなくなるなど信じられず、ミンスを止めて欲しいと彼の祖母に涙で明かす。エリムとソンジェは軟禁生活が長そうなヒョンシクのために記念撮影し、面会室で写真を見せる。成長が著しい我が子の様子を見るにつけ、ソンジェが小学生になる三年後、入学式には出てやりたいと話す。だが、あくる日の判決で、ヒョンシクは4年の実刑を言い渡される。
<153話ぷちギャラリー>
父さん、

ああ、お前が結婚したいと言い抜いてた女性だろう?
ヒョンウ「実はソンジェの母親が、彼女なんだ」

馬鹿もの!兄弟そろって家に泥を塗るつもりか!?

彼女に出会ったことを後悔したのでした
記念撮影 フラッシュにびっくりのソンジェ

お母さん!もう一度写真を撮りに戻ろうよ 変な顔になっちゃった

ゴネるソンジェ
ソンジェや

愛されていないことはわかってたわ でも結婚すれば変わると思ってた

すまない

事務所をやめて

おばあさん!

ミンスさんを止めて
ソンジェとの記念撮影の写真を見せるエリム

ああ 大きくなったな

入学式には行きたい
第154話あらすじ
4年の実刑を受けたヒョンシク。エリムはお父さんは仕事でどうしても外国へいかなければならないのとソンジェに言い聞かせるが、そんなの嫌だと駄々をこねるソンジェにエリムも困ってしまう。ヒョンシクは周囲の勧めにも耳を貸さずに、これ以上裁判を続けるのは意に反すると言って控訴を拒む。
エリムの実家では、ヒョンシクが刑務所で4年も服役すると聞き、チドは皮算用していたヒョンシクの財産が父親のヨンソクに渡るのではないかと懸念し、早くにエリムを入籍させるんだと意気込む。
一方、熊は手形を買い集めていたのがミンスの祖母だと知り驚く。祖母はミンスを自由にすれば支払期限を延期すると熊に取引を持ちかける。エリムはミンジョンに会い、もう思い通りになったでしょうからヒョンシクから手を引いて欲しいと告げる。
<154話ぷちギャラリー>
下された判決

おお・・おお!ヒョンシク!!

かわいそうなヒョンシク!かわいそうなソンジェ!!あの子をつれてきて

これから

いや、俺はここで終わりにします ミンジョンと妥協するつもりは無い
4年の実刑だって ッハ!

なんて酷いことを・・・

ああ。ミンジョンへのプレゼントさ
手形を買い集めてたのがおばあさんだなんて

金をずいぶん貯めてきたのは知ってましたが
どちらか選びな

あなたもつらいことはわかるわ

こんな結果は望んではいなかった ほんとは彼が降参するのを誰よりも望んでいた・・

苦しかったでしょ。 だけどもう

心を見透かされ・・・

涙で立ち去るミンジョン
第155話あらすじ
エリムはヒョンシクに会いに行き二年後に入学式を迎えるソンジェのためにも控訴してと頼むが、ヒョンシクは色良い返事をせず、もし控訴してくれないならどんなに感動的な手紙を書いても会いにこないとヒョンシクに迫る。ミンジョンも苦しみ抜いた末にヒョンシクを諦めることを決意し、父にはこれ以上干渉させないから控訴して欲しいとヒョンシクに頼む。そして泣く泣くヒョンシクの部屋に飾った婚約式の写真をしまい、お義母さんとこの家で暮らしたかったと涙ながらに去っていくのであった。シン家の母はこうなった以上、そろそろエリムをこの家で暮らさせましょうとヨンソクに提案するが、実はヒョンウが結婚したがっていた女性もまたエリムだったと知り仰天する。ヒョンウは自分の存在がエリム達の幸せの重荷になってしまったとつくづく実感し苦悩する。
一方、ミンスは祖母とジョンリムに別れを告げ、船に乗るために旅立つ。ソウルの去り際、刑務所のヒョンシクを訪ねたミンスは、この5年間幸せではなかった筈だ、戦争中拾ったというその幸運を、持ち主に返してやれと意味深な言葉を残していく。
<155話ぷちギャラリー>
お母様と暮らしたかった・・

さよならお母様
ミンスさん!

元気で

ソウルを出る 挨拶に来た

ああ 海を見ながらあかを流したい
戦争で幸運を拾ったそうだが ヒョンシク・・お前は

イミシンなことを言うミンス

幸運を持ち主に返してやれ
第156話あらすじ
2年のときが過ぎ、晴れて出所したヒョンシクを迎えに出るエリム。彼女といだきあい、自由の空気を懐かしむヒョンシクに、御苦労さま、お疲れ様でしたとねぎらうエリム。ヒョンシクはすぐさまエリムの家に向かい、愛しいわが子をかきいだき、幸せを噛みしめる。帰った挨拶をするヒョンシクに、エリムの母はもう二度と離れることなく、力を合わせて幸せな家庭を築いて欲しいと告げる。ヒョンシクはソンジェに、自分で引いた設計図を見せ「父さんと母さんが結婚式を挙げたらいつかこの家に住もう」と目を輝かせ未来の夢を語るのであった。
一方、ヨンソクは補欠選挙に出馬するための準備に追われ、ムンチョルは検事としての輝かしい第一歩踏み出していた。そしてミンスもまた、船員を辞めて街に戻ってくる。
ヒョンシクは家族を連れて自分の実家に挨拶に行くが、シン家の母はエリムを見るなり途端に不快を露わにし、長男次男を共にたぶらかした娘とは不愉快で暮らせないと、きつい言葉を投げかける。
<153話ぷちギャラリー>
2年後 拘置所から出るヒョンシク

ますます美しくなったエリム ヒョンシクを迎えに・・

喜びをかみしめて

ソンジェや!

挨拶するヒョンシク

家具と壁紙がが立派になってる件
お父さんもう外国にはいかないんだよね?

ああ!これからはソンジェとずっと一緒に暮らす
ミンスもまた帰って来る

選挙への出馬を決めたヨンソク

この2年で変わり果てすっかり権力志向に
もと熊の事務員のチョンさん。結婚もして何故かジョンリムの饅頭工場に

検察庁への初登庁のムンチョル

法学部を首席で卒業し検事の道を
シン・ヨンソクが出馬だと?・・ッハ!

(いかにも憎々しげに)この世も終わりだよ
ヒョンシクの実家を訪れたエリム

不機嫌な母

長男と二男をたぶらかした娘なのよ!
<人生画報のこんなところが好き!>
こんな話が頭をよぎった回。
聖書のマタイ伝、7章13-14節に、『狭き門』 という話がでてきます。
「ラクダが針の穴を通る」 という表現でも知られており、釈迦の説法にも接点のみられる逸話です。
当時イスラエルでラクダは一番大きな動物だったので、勿論ラクダが針の穴は通れるはずもない、という喩えで表現されたのですが、これはエルサレムの「針の門」の事だと言う解釈が一般的です。
噛み砕いていうと、大きなラクダがこの一番小さな針の門を通るには、ラクダの背に乗せている荷物を全て下ろして、ラクダの膝を折り気味にしないと通れないのがこの針の門と言うことで、ひいては、私達が持っている荷物、プライドとか財産とか、勿論罪の重荷もすっかりその門の所で下ろして身軽(謙虚)になったら天国の門に入れる―本当の自由へのパスポートが得れる、と言う意味なのです。
さて、自由へのパスポートをなんとか手に入れられそうな親友同士の若者たち。
ひとりは刑務所という監獄から、
そしてもうひとりは極道という檻の中から。
時間という代償を払い、なんとか自由の手形をへて、まぶしい青空のもと、帰ってこれそうです。
にしてもミンスは割があわなかった。
ヒョンシクの命を救うためとヨンソク校長への恩返しのためだけにヤクザの道に入ったのだものね。
しかもそれを当のヒョンシクにも、たった一人の肉親のおばあさんにも、愛するジョンリムにも、そして誰にも事情を告げず、言い訳を一切しなかったミンス。
自己犠牲が美徳とは決して思わないけど、ミンスって「男の中の男」だと思う。
そしてヒョンシク。
潔く刑務所に入ったけど、それは自分のエゴの為犠牲になったミンジョンへの償いのため。
大義名分(?)としてはあまりカッコよくないけど、ヒョンシク自身の心は晴れるでしょう。
前科者とうしろ指さされても、人前で顔をあげて堂々としていられるでしょう。そんなヒョンシクが大好きです。
ヒョンシクは、本当にまるくまあるくなりましたね。
プサン時代の、前半のヒョンシクと比べてみると本当によくわかる。(笑)
宇宙空間、自然界において一番自然な形は円球で、すべてのものは円になろうとする力があるけれど、こころもまたそうなんじゃないかと思う。ヒョンシクのとんがった前半生のピラミッドはバリアのようなもの。本当はまるい綺麗なみたまが隠れていたのだ。
もちろん、とんがったヒョンシクも好きだったけど、大きなカドがとれて、まあるく、まあるくなったヒョンシクも大好き。
円くなったというのは、威勢がなくなって委縮してしまったという意味でなく、余計な自尊心や虚栄がなくなって、まっさらなヒョンシクに磨かれぬいたという意味で。その力の原動力はまぎれもなくエリムとソンジェでしょう。そんなまあるい心こそが自由のパスポートなのかもしれない。ヒョンシクは針の門を通れそうな気がする。
余計な物のついてない円いヒョンシクは、もうこわいものなしの筈なんだけど、もうひとつ、肩に背負った十字架を降ろさないといけないという課題が残っていました。
カバン。
これはヒョンシクだけの問題では無くて父ヨンソクの人生とシン家の命運がかかっているから、ヒョンシクも慎重に対峙していかないとならないところ。
その点、父ヨンソクはまだ、自由のパスポートを得れそうにない。
ラクダの背に乗せた全てのお荷物―プライドも財産もお妾さんも、勿論罪の重荷もすっかりその門の所で下ろして、狭き門よりくぐりぬけてほしいところです。
美雨
第157~162話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-288.htmlに続く
携帯からの読者さまはこちらから投票してくださると嬉しいです(>ω<)
にほんブログ村 世界史
韓国ドラマブログランキング
パソコンの読者のかた、
★このランキングに参加しています。更新の励みになるので押して下さると嬉しいです★



(>ω<)ポチに感謝デス♪
orginal date 2010 09.17
SONG ILKOOK ソン・イルグクさん 송일국,宋一国,SongIlKook
歴史劇 史劇 歴史ドラマ 韓国ドラマ
ヒョンシク ヒョンウ エリム イ・チド
人生画報あらすじ 人生画報感想 人生画報みどころ 人生画報レビュー
スポンサーリンク
- at 19:00
- [韓国ドラマ:人生画報あらすじ&感想]
- TB(0) |
- CO(11)
- [Edit]
虫@貯蓄 さま
今日も楽しいコメントを虫さんありがとうございます。(=^・^=)
> 大きなイベントのある時に拘留されているのは、
> とても残念でしょうね(´・ω・`)
いえいえそれが、その結婚は楽しくないイベントだったので、逆に彼は拘留される道を選んじゃったのです。
そんな選択肢もあるんですね。結婚は墓場だ、という言葉がありますが、ヒョンシクにとってミンジョンとの結婚は生きた墓場だったにちがいありません。それよりまだ檻の中のほうが彼には救いだったのかもですね。(苦笑)