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2010.05/27 [Thu]
ソン・イルグク 『風の国』20話あらすじ&レビュー 血塗られた迎鼓祭:ヨンゴジェ
[ソン・イルグク] ブログ村キーワード『風の国』あらすじ&レビュー 宋一国,SongIlKook 바람의나라
『風の国』第20話 血塗られた迎鼓祭:ヨンゴジェ
発酵家族の最新ハイライト動画はひとつ前のページへhttp://yonipo.blog13.fc2.com/

第19話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-145.htmlより続き

2/23 (木) 9:00 ~ 10:10 (70分)エンタメ〜テレHD☆シネドラバラエティ(Ch.618)
第20話あらすじ
扶余から、毎年慣例である迎鼓祭:ヨンゴジェ(収穫祭)へ使節団をよこしてくれとの招待を受け、団長として誰を選ぶか頭の痛いユリ王。ムヒュルが以前扶余国王のテソを矢で射たことから両国間の緊張は限界に達していた。そんなことからユリはムヒュルを使節団の人選からあえて外すが、第四王子ヨジンの実母でありムヒュルにとっては継母の王妃はヨジンを危険な扶余に行かせることに反対し、結局ムヒュルが名乗りでる。そしてこれは、ムヒュルが正式に高句麗の王子となって、初めての外交手腕を試されるときでもあった。
逃げるのでなく、王子として堂々とした姿を見せ、貴族や民達に認められたいと遠征に加わったかに見えたムヒュルだが、実はムヒュルには目論見があり、扶余の情勢を密かに確かめたいという狙いがあった。テソの性格からして、以前ムヒュルに暗殺されかけ怒り心頭の筈なのに、扶余がこのように静かなわけがないと密かに調べたところ案の定テソは武器や兵糧を集め戦争の準備に備えていることがわかる。
一方、国内城では、ヨジン王子が太子になる妨げとなるムヒュルの存在を快く思わない王妃ミユ夫人が、ムヒュルをなんとか排除しようと策を練っていた。実弟のアンスンとピリュ部のペグクと密かに共謀し、扶余でムヒュル暗殺の陰謀を企む。愛するヨンが高句麗で医官として働くのを危険なことと気が気でないトジンは、無力な自分は今何も動けないから扶余へ戻れと告げる。しかしヨンは自分は二度と扶余へは戻らないとの覚悟を伝えるのだった。
アンスンとペグクは結局ムヒュル暗殺に失敗し、ムヒュルはテソの秘密部隊に助けられる。しかし歓迎の祭事が始まると、扶余の偵察をしていたマロやマファンたちがスパイ容疑で捕まってしまう。聖なるヨンゴジェの間は恨みを忘れ、殺傷も禁止しムヒュルを寛大に受け入れているにも関わらず、スパイ活動を行うとは何事かと大いに激怒したテソ王は、自分の側近である財部衣:チェブジョイのサグと戦ってもしムヒュルが負けたら、マロたちを殺すと言い放つ。生きた心地もなくムヒュルの勝利を祈るばかりのマファン。 しかしムヒュルはテソが注いだ酒に盛られた毒のせいで対戦中に目が見えなくなってしまう。音と五感を頼りになんとか相手を倒したムヒュル。そして帰国したムヒュルは、扶余が高句麗との戦を準備している証拠をユリ王に提示する。事態の深刻さを危ぶみ、ムヒュルは高句麗に戻ったその足ですぐまた扶余との国境警備を視察に行くことに。
無事戻ったムヒュルはヨンに報告に行くが、ふたりの親しげな様子を垣間見た王妃は、あの医女はどこかで見た顔だといぶかる。ムヒュルが部下たちと国境に出たと同時に、王妃はヨンを呼び出し拷問にかける。 以前台無しになったヨジンの立太子式に次女として仕えていたはずのヨンが何故身分を偽って医官として宮廷に戻ったのか、そしてムヒュルとの関係は何なのか、厳しく尋問する王妃にボロボロになったヨンの姿を見て、「ムヒュルはこれでお前を守っていると言えるのか、お前のこんな姿を見るくらいなら扶余に戻れ!」命令する。
ムヒュルが、危機感のない国境守備隊の規律を正し視察を続けるうち瞬く間に、半年が過ぎて行ったが・・・
<第20話ぷちギャラリー>
扶余でなく高句麗のアンスン達の兵につけ狙われて・・・

襲われるムヒュルたち

ムヒュルが我々の仕業だと知ったら全てがおしまいです。
企てたのはおまえだろ!

なすり合い

捕えられたマロたち
お前がチェブジョイと勝負して負けたら、お前の目の前であいつらを殺してやる

決闘

卑怯なサグ

毒杯で目の見えないムヒュル

一本!
施設団はみな無事で戻りました

テソ王はこれほどの兵糧米を備蓄し軍馬と兵器まで確保しているのか?

お嬢様、お変りないですか?


王妃に見られて
どこかで見た顔だと思ったら、あれは ヨジン王子の立太子礼直前だった。あの日おまえは宮殿の侍女だと言っていた。なのにどうして医師をやっているのだ?


国境守備隊駐屯地に向かうムヒュルたち

ムヒュルがお前を守ってくれるだと?これのどこが守ってるんだ

何としてもお前を扶余へ送り返す。これ以上お前の苦しむ姿を見ていられない。"

国内城をあとにして半年が過ぎ・・・
<ちょっとネタバレ感想>
王子になって、初めての外交デビュー。そしてスパイ活動、サグとの命を賭けた決闘と、息をもつかせぬほどハラハラ、ドキドキな回でした。外交は成功とはいえないものの、王者としての貫禄とポーテンシャルの高さを否応なく見せつけて帰ってきたムヒュルの王子デビューは、まずますと言ったところではないでしょうか。
扶余では、テソの「お前やっぱりチュモンに良く似てるな!血は争えんわ」の台詞にクスっと笑った人は多いと思う。(笑
そして、扶余出身のムヒュルのご先祖様チュモン生母ユファ夫人のお墓参りに行ったりと、チュモンの存在が見え隠れしてたのも興味深かったです。テソは「たかが父の側室の一人じゃないか」のように軽んじていましたが、高句麗の人々はユファを河伯神母と呼んで崇めていたんですね。
そういえばユファは河伯族出身の姫君でした。あの女性も幸薄い人でしたが、ちゃんとした廟に祀られていたようで安心できた嬉しい回でした。
というのも、ドラマ『朱蒙』(イルグクさん主演)では、ユファは夫のクムワ王に生涯にわたり寵愛を受けたがために、王妃や太子であったテソに激しく憎まれ、王妃には「テソが王になった暁にはお前など八つ裂きにしてくれるわ」と言われていたのです。ユファが実際亡くなりクムワ王が悲しんで彼女を王妃の格式を以って葬儀を執り行ったときも、テソは悔しがって「側室の分際で母上を侮辱しおって!誰が王家の墓などに祀らせるか!私が王になったら遺体を引きずり出して粉々にしてやる」というふうに言っていたからです。
ドラマとはいえ、やはり異母兄弟同士の確執は絶対あったはずですし、ましてや弟があらたに独立して新しい国を建てるだなんて反逆にも等しい行為ですから、ユファはきっとクムワ王の廟で一緒に眠れず、テソの横暴にあって遺体は捨てさられてしまったのではないか・・・なんて一縷の不安が消えませんでした。
でも、この風の国20話で、その憂いは払拭されて本当によかった。
・・なんて、ムヒュルは曾祖母様のお墓参りムードなんかでは全くなく、高句麗の興亡をかけて必死で扶余の情勢を探っていましたが。(苦笑)
高句麗も私達の時代のスパンからすれば相当古い国ですが、扶余は更に歴史の古い国で、当時の格式としても朝鮮半島で第一級だったようですね。軍事的にも、文化的にも。たかが秋の収穫祭に、和僕を申し出てまでどうして隣国のお祭りに使節団を出して参加しなければいけないのか??と疑問もありましたが、ご先祖(チュモン大王)の生まれ育った国でもあり、軍事や政治、文化などを母胎に受け継いだ、全ての雛型であった格式の高い国家だったからこそ、危険を覚悟してでも、敬意を払いに出向かなければいけない儀式がヨンゴジェだったんですね。
そんな先祖と神への敬意を払うべきヨンゴジェに、スパイ活動をしなければいけないムヒュルもムヒュルだけれど、うまいこと煽ってムヒュルを窮地に陥れようとしたテソもテソ。とうとう血塗られたヨンゴジェに・・・。
きっとヨンゴジェの期間天国から降りてきたチュモン大王や生母ユファの御魂も苦々しく決闘を見ていたことでしょうね。(苦笑)
美雨
❤今日のおまけ記事❤ ↓続きを読むをクリックしてネ♪
ソン・イルグクさん新作「神と呼ばれた男」について
ユーモン記者より
『近未来からの感動をソン・イルグクさんファンの皆さんに』
☆☆ネタバレ注意☆☆

『神と呼ばれた男』最終回を迎えたようですね!
カンタは目的を達成し彼女とも愛を貫けたのでしょうか…。やがてくる大いなる愉しみの為に、なるべく見ない、聞かない、尋ねない、と、じっと我慢の(?)美雨ではありましたが、やっぱり気になります~~~(>_<)
でも、終わったということは日本に上陸するのも時間の問題ですね!ああ、楽しみでなりません。(=^・^=)ワクワク
イントロダクションのつもりで、ちょっとだけ韓友さんのレビューを紹介します♪
『神と呼ばれた男』19話のレビューとお役立ちハングルぷち講座
ヤメロヨ!なぜ?そこまですんなよ。マジカヨ?
凄いです(神呼男、第19話)。奴らが卑怯な手を使ってカンタを陥れます。イルグクssiの口(おちょぼですネ)から吐き出る血。撃たれた足が、またまた蹴られる。顔は殴られ、片目が四谷怪談のお岩さん…と化します。
人間として最低。男としてはさらに超最低。恨みだけで理性がない男たちにチェ・ガンタがボコボコにされます。これは『風の国』以来のシーンです。
でも、後が素敵です。
「誰があなたをこんなにまで…マイケル。話さなくていい…あなたの心は私が全部分かっているから」と、チン・ボベ記者。彼女の涙が美しい。
DVDを繰り返し、繰り返し…胸が打たれました。
以上、やや先走っていますが、すでに写真を掲載したブログもあるようです。ただし、これまでにない大きな「愛」について、先になりますが、今度また書きます。
さてさて、お気づきのように、カンタがチェ・ガンタに変わっています。苗字と共に発音する際は、「カ」が「ガ」に変わります。最初(語頭)の子音は無声音でも、言葉の中(語中)の子音は有声音となり濁るからです。チニからパク・ジニも同じです。ただし、ヘジンからハン・ネジンはリエゾンの関係です。リエゾンは後ほど。
今日は、ハングルの発音についてのご質問への回答をお届けしておきます。昨夜の雨の赤坂で、サムスンの友人と飲みながら確認しています。
「朱豪め!お前!」は、「チュモン!ニノミ!」です。この言葉は何度も出てきましたネ~。「お前」(大文字で、英語のYOU!)にあたるハングルは、ニ(ni)およびノ(no)です(小文字はローマ字。それで( )を発音)。丁寧に言うときは、タンシ(tansi)です。
ハングルの1文字は、子音+母音(niやno、そしてdu)および子音+母音+子音(panやsol)の2パターンで構成されます。たとえば、テジョヨンが何度も使う「きっと…」は、(pan・du・si)ですが、このduは口の形を横一直線にして発音します。そのために、dyuと聞こえる筈です。したがって、カタカナで書けば、パンデュシ。日本語の「褌」はフンドシ。よもや、「フンドュシ」と発音なされませんように!
以上、韓ドラファン友特派員ユーモンでした。
ユーモンさんいつも貴重なレビューをありがとうございます。(^^)

第21話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-161.htmlへ続く
『風の国』各話あらすじ&レビュー 早見表はこちら
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-387.html
KNTV特番『風の国』スペシャルのレビューはこちら
前半、第一章http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-409.html
後半、第二章http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-410.html
ソン・イルグク,新年の KBSドラマ、『強力班』についての記事はこちら
強力班あらすじとレビュー(各話)http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-category-63.html
強力班あれこれhttp://yonipo.blog13.fc2.com/blog-category-61.html
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original date 2010.05.27
『風の国』第20話 血塗られた迎鼓祭:ヨンゴジェ
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第19話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-145.htmlより続き

2/23 (木) 9:00 ~ 10:10 (70分)エンタメ〜テレHD☆シネドラバラエティ(Ch.618)
第20話あらすじ
扶余から、毎年慣例である迎鼓祭:ヨンゴジェ(収穫祭)へ使節団をよこしてくれとの招待を受け、団長として誰を選ぶか頭の痛いユリ王。ムヒュルが以前扶余国王のテソを矢で射たことから両国間の緊張は限界に達していた。そんなことからユリはムヒュルを使節団の人選からあえて外すが、第四王子ヨジンの実母でありムヒュルにとっては継母の王妃はヨジンを危険な扶余に行かせることに反対し、結局ムヒュルが名乗りでる。そしてこれは、ムヒュルが正式に高句麗の王子となって、初めての外交手腕を試されるときでもあった。
逃げるのでなく、王子として堂々とした姿を見せ、貴族や民達に認められたいと遠征に加わったかに見えたムヒュルだが、実はムヒュルには目論見があり、扶余の情勢を密かに確かめたいという狙いがあった。テソの性格からして、以前ムヒュルに暗殺されかけ怒り心頭の筈なのに、扶余がこのように静かなわけがないと密かに調べたところ案の定テソは武器や兵糧を集め戦争の準備に備えていることがわかる。
一方、国内城では、ヨジン王子が太子になる妨げとなるムヒュルの存在を快く思わない王妃ミユ夫人が、ムヒュルをなんとか排除しようと策を練っていた。実弟のアンスンとピリュ部のペグクと密かに共謀し、扶余でムヒュル暗殺の陰謀を企む。愛するヨンが高句麗で医官として働くのを危険なことと気が気でないトジンは、無力な自分は今何も動けないから扶余へ戻れと告げる。しかしヨンは自分は二度と扶余へは戻らないとの覚悟を伝えるのだった。
アンスンとペグクは結局ムヒュル暗殺に失敗し、ムヒュルはテソの秘密部隊に助けられる。しかし歓迎の祭事が始まると、扶余の偵察をしていたマロやマファンたちがスパイ容疑で捕まってしまう。聖なるヨンゴジェの間は恨みを忘れ、殺傷も禁止しムヒュルを寛大に受け入れているにも関わらず、スパイ活動を行うとは何事かと大いに激怒したテソ王は、自分の側近である財部衣:チェブジョイのサグと戦ってもしムヒュルが負けたら、マロたちを殺すと言い放つ。生きた心地もなくムヒュルの勝利を祈るばかりのマファン。 しかしムヒュルはテソが注いだ酒に盛られた毒のせいで対戦中に目が見えなくなってしまう。音と五感を頼りになんとか相手を倒したムヒュル。そして帰国したムヒュルは、扶余が高句麗との戦を準備している証拠をユリ王に提示する。事態の深刻さを危ぶみ、ムヒュルは高句麗に戻ったその足ですぐまた扶余との国境警備を視察に行くことに。
無事戻ったムヒュルはヨンに報告に行くが、ふたりの親しげな様子を垣間見た王妃は、あの医女はどこかで見た顔だといぶかる。ムヒュルが部下たちと国境に出たと同時に、王妃はヨンを呼び出し拷問にかける。 以前台無しになったヨジンの立太子式に次女として仕えていたはずのヨンが何故身分を偽って医官として宮廷に戻ったのか、そしてムヒュルとの関係は何なのか、厳しく尋問する王妃にボロボロになったヨンの姿を見て、「ムヒュルはこれでお前を守っていると言えるのか、お前のこんな姿を見るくらいなら扶余に戻れ!」命令する。
ムヒュルが、危機感のない国境守備隊の規律を正し視察を続けるうち瞬く間に、半年が過ぎて行ったが・・・
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扶余でなく高句麗のアンスン達の兵につけ狙われて・・・

襲われるムヒュルたち

ムヒュルが我々の仕業だと知ったら全てがおしまいです。
企てたのはおまえだろ!

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捕えられたマロたち
お前がチェブジョイと勝負して負けたら、お前の目の前であいつらを殺してやる

決闘

卑怯なサグ

毒杯で目の見えないムヒュル

一本!
施設団はみな無事で戻りました

テソ王はこれほどの兵糧米を備蓄し軍馬と兵器まで確保しているのか?

お嬢様、お変りないですか?


王妃に見られて
どこかで見た顔だと思ったら、あれは ヨジン王子の立太子礼直前だった。あの日おまえは宮殿の侍女だと言っていた。なのにどうして医師をやっているのだ?


国境守備隊駐屯地に向かうムヒュルたち

ムヒュルがお前を守ってくれるだと?これのどこが守ってるんだ

何としてもお前を扶余へ送り返す。これ以上お前の苦しむ姿を見ていられない。"

国内城をあとにして半年が過ぎ・・・
<ちょっとネタバレ感想>
王子になって、初めての外交デビュー。そしてスパイ活動、サグとの命を賭けた決闘と、息をもつかせぬほどハラハラ、ドキドキな回でした。外交は成功とはいえないものの、王者としての貫禄とポーテンシャルの高さを否応なく見せつけて帰ってきたムヒュルの王子デビューは、まずますと言ったところではないでしょうか。
扶余では、テソの「お前やっぱりチュモンに良く似てるな!血は争えんわ」の台詞にクスっと笑った人は多いと思う。(笑
そして、扶余出身のムヒュルのご先祖様チュモン生母ユファ夫人のお墓参りに行ったりと、チュモンの存在が見え隠れしてたのも興味深かったです。テソは「たかが父の側室の一人じゃないか」のように軽んじていましたが、高句麗の人々はユファを河伯神母と呼んで崇めていたんですね。
そういえばユファは河伯族出身の姫君でした。あの女性も幸薄い人でしたが、ちゃんとした廟に祀られていたようで安心できた嬉しい回でした。
というのも、ドラマ『朱蒙』(イルグクさん主演)では、ユファは夫のクムワ王に生涯にわたり寵愛を受けたがために、王妃や太子であったテソに激しく憎まれ、王妃には「テソが王になった暁にはお前など八つ裂きにしてくれるわ」と言われていたのです。ユファが実際亡くなりクムワ王が悲しんで彼女を王妃の格式を以って葬儀を執り行ったときも、テソは悔しがって「側室の分際で母上を侮辱しおって!誰が王家の墓などに祀らせるか!私が王になったら遺体を引きずり出して粉々にしてやる」というふうに言っていたからです。
ドラマとはいえ、やはり異母兄弟同士の確執は絶対あったはずですし、ましてや弟があらたに独立して新しい国を建てるだなんて反逆にも等しい行為ですから、ユファはきっとクムワ王の廟で一緒に眠れず、テソの横暴にあって遺体は捨てさられてしまったのではないか・・・なんて一縷の不安が消えませんでした。
でも、この風の国20話で、その憂いは払拭されて本当によかった。
・・なんて、ムヒュルは曾祖母様のお墓参りムードなんかでは全くなく、高句麗の興亡をかけて必死で扶余の情勢を探っていましたが。(苦笑)
高句麗も私達の時代のスパンからすれば相当古い国ですが、扶余は更に歴史の古い国で、当時の格式としても朝鮮半島で第一級だったようですね。軍事的にも、文化的にも。たかが秋の収穫祭に、和僕を申し出てまでどうして隣国のお祭りに使節団を出して参加しなければいけないのか??と疑問もありましたが、ご先祖(チュモン大王)の生まれ育った国でもあり、軍事や政治、文化などを母胎に受け継いだ、全ての雛型であった格式の高い国家だったからこそ、危険を覚悟してでも、敬意を払いに出向かなければいけない儀式がヨンゴジェだったんですね。
そんな先祖と神への敬意を払うべきヨンゴジェに、スパイ活動をしなければいけないムヒュルもムヒュルだけれど、うまいこと煽ってムヒュルを窮地に陥れようとしたテソもテソ。とうとう血塗られたヨンゴジェに・・・。
きっとヨンゴジェの期間天国から降りてきたチュモン大王や生母ユファの御魂も苦々しく決闘を見ていたことでしょうね。(苦笑)
美雨
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ユーモン記者より
『近未来からの感動をソン・イルグクさんファンの皆さんに』
☆☆ネタバレ注意☆☆

『神と呼ばれた男』最終回を迎えたようですね!
カンタは目的を達成し彼女とも愛を貫けたのでしょうか…。やがてくる大いなる愉しみの為に、なるべく見ない、聞かない、尋ねない、と、じっと我慢の(?)美雨ではありましたが、やっぱり気になります~~~(>_<)
でも、終わったということは日本に上陸するのも時間の問題ですね!ああ、楽しみでなりません。(=^・^=)ワクワク
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ヤメロヨ!なぜ?そこまですんなよ。マジカヨ?
凄いです(神呼男、第19話)。奴らが卑怯な手を使ってカンタを陥れます。イルグクssiの口(おちょぼですネ)から吐き出る血。撃たれた足が、またまた蹴られる。顔は殴られ、片目が四谷怪談のお岩さん…と化します。
人間として最低。男としてはさらに超最低。恨みだけで理性がない男たちにチェ・ガンタがボコボコにされます。これは『風の国』以来のシーンです。
でも、後が素敵です。
「誰があなたをこんなにまで…マイケル。話さなくていい…あなたの心は私が全部分かっているから」と、チン・ボベ記者。彼女の涙が美しい。
DVDを繰り返し、繰り返し…胸が打たれました。
以上、やや先走っていますが、すでに写真を掲載したブログもあるようです。ただし、これまでにない大きな「愛」について、先になりますが、今度また書きます。
さてさて、お気づきのように、カンタがチェ・ガンタに変わっています。苗字と共に発音する際は、「カ」が「ガ」に変わります。最初(語頭)の子音は無声音でも、言葉の中(語中)の子音は有声音となり濁るからです。チニからパク・ジニも同じです。ただし、ヘジンからハン・ネジンはリエゾンの関係です。リエゾンは後ほど。
今日は、ハングルの発音についてのご質問への回答をお届けしておきます。昨夜の雨の赤坂で、サムスンの友人と飲みながら確認しています。
「朱豪め!お前!」は、「チュモン!ニノミ!」です。この言葉は何度も出てきましたネ~。「お前」(大文字で、英語のYOU!)にあたるハングルは、ニ(ni)およびノ(no)です(小文字はローマ字。それで( )を発音)。丁寧に言うときは、タンシ(tansi)です。
ハングルの1文字は、子音+母音(niやno、そしてdu)および子音+母音+子音(panやsol)の2パターンで構成されます。たとえば、テジョヨンが何度も使う「きっと…」は、(pan・du・si)ですが、このduは口の形を横一直線にして発音します。そのために、dyuと聞こえる筈です。したがって、カタカナで書けば、パンデュシ。日本語の「褌」はフンドシ。よもや、「フンドュシ」と発音なされませんように!
以上、韓ドラファン友特派員ユーモンでした。
ユーモンさんいつも貴重なレビューをありがとうございます。(^^)

第21話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-161.htmlへ続く
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KNTV特番『風の国』スペシャルのレビューはこちら
前半、第一章http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-409.html
後半、第二章http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-410.html
ソン・イルグク,新年の KBSドラマ、『強力班』についての記事はこちら
強力班あらすじとレビュー(各話)http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-category-63.html
強力班あれこれhttp://yonipo.blog13.fc2.com/blog-category-61.html
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