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古代ギリシャ、ローマの結婚式
前回の記事が結婚指輪だったので、関連して古代の結婚式の記事をアップします。^^
シチリアで買った現地ガイドブックのイラストと自分の撮影写真より
※出典「アグリジェント 神殿の谷」infosicilia社
古代ギリシャ人の結婚式 なんとも楽しい絵ですね。
エフェソスで買ったガイドブックもこんな素朴なタッチの絵が描かれていたのを思い出しましたが、最初、新郎と新婦がどこにいるのかとずいぶん探してしまいました。そうしたら、自分でロバをひいていたんですね。
さて 遺跡群が立つ丘の上には、主神ゼウスの姉で正妻、結婚と家庭の守護神ヘラに捧げた神殿が建っています。 紀元前450年頃の遺跡で、規模は約40m×20m、正面6本、側面13本の円柱が並び、均整のとれたギリシャ古典建築です。 パルテノン神殿にも似て、美しいですね。
でも近くに行くとちょっとがっかりですが・・・・ 現代でも、パルテノン神殿は建築工学をやるものにとって神様のような存在だそうです。 特にル・コルビジェ(近代建築の神様みたいな人)も絶賛したといわれるそのプロポーションは黄金比によって構成されている、と知りました。 「それはファサードの横:縦が8:5 1:1+√5で構成されている」 「何回もコンパスを使って、描いた」と。 実は相方の言ですが。
エジプトのピラミッド、古代ローマの凱旋門の高さと底辺の構成も同じで、 人間が自然界にある秩序を図形化した場合、長方形から、短辺を共通にする正方形を取り去って、残った長方形が元の長方形と相似となる長方形の縦横比率が自然界に存在する調和の比を意識したものなので、誰か見ても美しいと感じるそうです。
そういえば、ミロのヴィーナスの足からヘソ:身長が黄金比ですよね。 ギリシャの彫刻や建築は本当に素晴らしいですよね。 けれどヨーロッパ建築の全ての基本と言われるギリシャ建築も、その土台はエジプト文明から受け継いだと知り、歴史の計り知れない奥深さを感じました。 難しい建築の専門知識はないのですが、なるほど見た目やバランスの美しさには黄金比率がツボだったんですね。ちゃんと科学的に根拠があるのを、古代の人は既に知っていたなんて・・・本当に凄いです。 私たちのよく知っているエンタシス構造など、力学上だけでなく見た目にも配慮した古代人の英知には、本当に高いポーテンシャルを感じます。
さて、結婚式のテーマが、建築のほうに脱線してしまったので、本題に戻します(笑)
市民が結婚する時には、ヘラ神殿に人々が集まって、厳粛な挙式が行われていました。皆、新調の服を着て列席する習わしで、当時は婚姻登録制度はなかったので、参列者が新たな夫婦の証人となったのだそうです。それぞれの家族は結納金や持参金に当たる贈り物も披露します。
まず、聖なる河で沐浴をして身体を清めて、生贄の子羊を捧げます。そして、司祭が新郎&新婦の右手をとって重ね、夫婦の誓いをします。これが契りのシンボルとしての儀式です。
今のような唇のキスはなく、純情で慎ましかったのですね。 興味深かったのはクミン(馬ぜりの種子)シードを新郎新婦に持たせることです。 いまでいうライスシャワーの原型でしょうか。
確かに、旧約聖書、新約聖書などのなかにも、クミンのことは書かれています。 千夜一夜物語にも、おいしいクミン料理に舌鼓をうつ話が出ているし、古代ギリシャでは食欲のシンボルとなり、 中世ヨーロッパでは恋人の心がわりをふせぐものとして、戦場に行く若者に持たせたり、 結婚式の日に花嫁や花婿のポケットに忍ばせるなどという習慣があったといいます。
いまではカレーの香辛料としてかかせないクミンが、こんなふうに活躍していたなんて、意外な驚きです。 クミンはアルデヒドやピネン等芳香成分を含有し、健胃・消化促進・解毒・駆風などの作用があるので珍重されていたのかもしれないですね。
古代ローマ人の結婚式 さらに、儀式では新郎が新婦の「ヘラクレスの結び目」と云われる帯を固く結ぶのですが、これは新婦が懐妊してお腹が大きくなった時に、皆の前で夫が解き、感謝のしるしと安産を祈願して、ヘラ神殿に捧げたということです。 「ヘラクレスの結び目」・・・この響き、 なんか、犬印妊婦帯のようですね。(笑) イヌの日に、安産と母子の健康を祝って巻く、いぬ帯です。 古今東西、ひとは皆、大自然の目に見えない大いなる力に崇敬の念を持ち、縁起をかつぎ、短くて長い生を懸命に生きる生き物なんですね。 次に衣装と縁起かつぎ。 裾が長く白いチュニックとベールは現代のウェディングドレスの原型で、繁栄と多産を願って麦や穀物を投げるのは、ライスシャワーに受け継がれています。
指輪を薬指にはめるのは、身体に活力が入る指と考えられていたとあります。考えてみると、西洋の結婚式の起源は、古代ギリシャに求められるのかもしれません。
歌や音楽を伴った祝宴が催されて、賑やかな宴が終わると、荷台付き馬車に乗って二人は新居に向います。到着すると荷車を燃やす習慣があり、これは戻り道に使うことは離婚を暗示するので、縁起が悪いという解釈です。やはり禁忌事もあったのですね。
乗り入れた馬車(輿)を戻してはいけない、という習慣は日本でも中国地方の古い地域でも伝わっているようです。 寅さんの映画で、ゴクミちゃんが花嫁役のとき、モトカレ(寅さんの甥のミツオ君)がやってきて進む道を阻んでしまい、来た道を戻る結果となり、新郎側から「この結婚は不吉だ!」と言い渡され、破談になってしまったんです。あくまでドラマだと思ってわらってみていましたが、古い時代ではありえたことかもしれませんね。 神話では、ゼウスの女癖の悪さから、ヘラとはしばしば夫婦喧嘩をしていますが、結婚後は、夫の不実に悩む妻たちが参拝しては、苦しみを訴え、家庭安泰のための祈願をしていたとのことです。
全能の神と女神でさえも、夫婦としては生々しい人間の感情そのものを備えていて、多神教である古代ギリシャの神々には、なんとなく親しみを感じさせられます。
人間が神に祈るのは当たり前だけれど、神々ですら何かにすがっていたなんて・・気の毒に思うのは不遜でしょうか。 女神の頂点に立つ、ゼウスの正妃ヘラ。その女神ヘラが夫の浮気止め祈願をした願掛け神ってどんな神様なんだろう??と悩んでしまう美雨でした。
美雨
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ダイヤモンドと指輪の世界史

ダイヤモンドと指輪の世界史
大好きな故・藤田 田(フジタ・デン)さんの著した【ユダヤの商法】が30年ぶりに再販になると聞き、昔懐かしく読んだ、彼のダイヤモンド商法を思い出した。ダイヤは好きでも嫌いでもないけれど、彼のセールストークのスキルと雑学を聞いているとついついその世界に引き込まれてしまうのが不思議。

そもそも「指輪」とは何か。
その起源をひもとくと、古代に指輪は権力者の印章でした。
重要な政治外交文書を封印をする時に、溶けた蝋に押しつけて認証を与える目的で使っていたらしい。
こうした考古学上の遺物は、エジプト、クレタ、ギリシャ・ローマからインダス文明まで幅広く見られます。これまであちこちの博物館で目にしてきましたが、輪形ではなく円筒形の印章もあります。
いずれにせよ、高位の人物のステイタスを示す特別なアイテムだったのでです。従って、失くしたり奪われたりしないように、肌身離さず身につけている必要があり、指輪に進化したのでしょう。文明が繁栄するにつれて、それは純金などを素材として彫刻意匠をあしらった豪華なものになっていきました。
ローマ帝国末期になると、一般庶民にも指輪の使用が認められました。5世紀頃に結婚指輪の習慣が始まり、11世紀から教会の結婚式に登場したとあります。一方、ローマ法王庁では認印指輪として長く使われていました。

クレタ島のクノッソス宮殿の発掘品で考古学博物館貯蔵のミノア文明期の黄金の指輪。
現代では、日本人が結婚すると、男女共に指輪をするのは一般化していますが、父親の世代までは、男性が指輪をする習慣はなかったように思います。もしも父が指輪などをしていたら、子供心には奇異に感じたろうし、「そもそも日本男児は、指輪はあまり似合わないのではないだろうか?」と思ってしまう。いわゆる自分の世代は、一見西洋カブレしている風に見えるけれどその実は「男が耳輪をするとは嘆かわしい」と感じる、古いタイプの人間かもしれません。
指輪に関して言えば、わが国における指輪の歴史は浅いです。
江戸時代に中国から銅や銀製のものが僅かに入ってきてはいましたが、本格的なヨーロッパスタイルの指輪が流入したのは、明治時代以降だそうです。鹿鳴館の時代に西洋化が進んだ華族階級の間から広まっていったのかもしれないですね。
古代ローマの指輪 幸運の女神フォルテュナがシンボルであり、

シップスラバー(航海のお守り)とコルヌコピア(豊穣のシンボル)を携えた姿のインタリオ
さて、婚約指輪はダイヤ、というのが一般的なイメージとなり、未だジェネレーションを隔てず女性の憧れの的となっていますね。
これについては、どんな背景があるのでしょうか?
バブルの時代には「給料の3か月分」というCMキャプションが大手を振っていました。これは、アメリカに拠点を持ち、19世紀末以来、南アフリカのダイヤモンド採掘で巨万の富を築いた、国際的シンジゲート企業の一つ、デ・ビアス (De Beers) 社の市場戦略の一環だそうで、余談ではありますがこのフレーズは日本人向けには3か月、西欧人は2か月、アメリカ人は1か月と、販売市場ごとに数字が変えられていたと知って、思わず呆れてしまった私です。
つまり、日本人はまんまとイメージ広告に乗せられていたわけですね。
ダイヤモンドは原価が明確ではありません。当初、南アフリカの鉱山は黒人の奴隷労働で支えられていた。カラットという単位の大きさ重さ、原石の質とカット技術で値段が違うと言われるますが、その基準は素人にはわかりません。
さらに言えば、金は売買可能だが、ダイヤモンドの高価買取をするという店は、どの国でも見たことがありません。たとえ質屋に入れても評価額は購入価格よりもかなり安いはず。ここが金と本質的に違う点で、安易に売買出来ない仕組みがあるからです。
それは、なぜか?
中古市場で取引されてしまうと、新製品は売れず、販売価格が下落する。製造から販売までのルートに莫大な中間マージンが介在しており、その著しい落差ゆえに、実質的な価値は低いことがバレてしまうからだと想像されます。

世界第一位のダイヤ、アフリカの星。530.20カラット
しかしながら、いつのまにか「ダイヤモンドは永遠の愛の象徴」というキャッチコピーで謳われるに至った。ここには、愛のシンボルとして贈られた指輪を売るのは、その愛への裏切り行為、という暗黙の心理的プレッシャーもかかっています。おまけに購入時に名前を刻めば売買がし難くなりますし。この広告の発案者の冴えた手腕には思わず唸ってしまいますが、今でもマーケティング史上の傑作で、天才と評価されているそうです。
別に、ダイヤと販売企業に対する敵意はさらさら無いのですが・・・。「永遠の愛の輝きの象徴」の裏側を覗くと、興ざめしてしてしまうのは私だけでしょうか。(笑)

海のシルクロード展 新羅時代の指輪 宗像大社宝物殿 美雨撮影
貧乏人の僻みも含まれている気がしないでもありませんが、逆の見方で、ダイヤで愛の幻想がつかめるならば意外に安い買い物だという意見も、中にはあるかもしれませんね。
陳腐ではありますが、自分的には金でもエメラルドでもルビーでも、愛情に裏打ちされていれば指輪はダイヤ以上の輝きを放つ筈・・・ いえ、以前日記で書いたエウリピデスの言葉ではないけれど、
「人の持つ一番の財産とは、共感してくれる配偶者なり」
・・・そう、愛する人の理解と共感こそが輝く宝ものではないか、と美雨はつくづく感じています。
美雨
古代ローマの結婚を表すリング。 結婚するふたりを見守る司教

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笛と竪琴 明石の上と柏木の君のコラボレーション ~DUOS FOR FLUTE AND HARP~
笛と竪琴 明石の上と柏木の君のコラボレーション
~DUOS FOR FLUTE AND HARP~
ご訪問者及びブロともの皆様へ
突然ブログが反映されなくなってしまい、私自身も管理画面に入れず難儀しておりました。原因は、更新時に引き落としができず、その時点でフリーズとなったようです。すぐ料金も振り込んだのにFC2の対応が大変遅く杜撰で、一週間もフリーズ状態でした。今も一部不具合があり、よそから美雨ブログに入れないようです。
ご迷惑ご心配をおかけしております。
しばらく不具合は続きそうで、引き続きFC2と交渉中です。
完全にもとの状態に戻るまで、どうぞよろしくお願いします。
CBS/SONY フルートとハープの世界 工堂重典/吉野直子
太古の昔に遡ってハープの歴史を書いてきたので、今日は思いっきり現代のハープとハーピストについて綴ってみます。
以前の音楽記事と重なる部分もありますが、初めてこの記事を読まれる方も多いと思うので、ご了承下さい。
私の一番好きなハーピストは、吉野直子さんと、ちょっと古いけれどリリー・ラスキーヌです。
父の古いコレクションのなかにリリー・ラスキーヌはひっそりと、しかし長年慈しんだ愛妾のように書棚上のレコードスタンドのトップに飾られていました。LPレコードと言われる、今思えば巨大なジャケットの存在感たるや・・・とりわけ子供であった私の目線に嵌るそのジャケットにはグラン・ハープと呼ばれる楽器が描かれ、摩訶不思議な曲線を描いた”竪琴というカタチの物体”は目の奥の視床下部から私の脳裏にまでずしんと刻み込まれました。それほどに摩訶不思議なインパクトがあったのでしょうね、音もまたしかり。弦楽器が好きで、そして懐かしくて仕方ないのは、こうした目と耳から入ってきた幼児のときの絶対的な体験があるからかもしれません。
W.A. Mozart - Concerto per arpa e flauto, K.299 - Andantino
この曲も入っています
そして、思春期になり、初めて自分で選んだのは吉野直子さん。
とても素敵なジャケットだったのです。
本来CDとは、曲を聴くためだけでなく、その雰囲気を楽しんだり、解説を読んでさらに造詣を深めたりと、ひとつの世界が存在すると信じています。美味しいお料理に、素敵なお皿や小鉢を選んで、盛り付けを美しくすると、さあ、美味しいですよ、と”料理の声”が聞こえてくるように、CDも同様、美しいですよ、さあ聴いてください!と、ジャケットから演奏者の声が聞こえてくるような”不思議”が存在するのではないか、と。
自分は そのような色んな楽しみ方があって良いと思います。
実際、自分は最初から吉野さんの演奏をどこかで聞いてCDを買おうと思ったわけでなく、やはり吉野さんのCDを一目みて、そんな声もさること、素敵なオーラを感じて買いました。
で、今日はそんなハープCD集のなかから、very very specialなものを選んで紹介してみたいと思います。
BGMにどうぞ♪モーツァルト作曲、フルートとハープのための協奏曲
http://www.youtube.com/watch?v=fI6mNal8cjw&feature=related
W.A. Mozart - Concerto per arpa e flauto, K.299 - Andantino
大好きな一枚です。
ハープとフルートの相性がこんなに良いなんて、あらためて実感した、珠玉のコラボレーション。
サブタイトルがまた、ステキです。―平安朝の絵巻のように―とありました。源氏物語で例えるなら工藤重典さんは笛の名手であった柏木の君、そして吉野直子さんは琴や琵琶の匠、明石の上といったところでしょうか。CDジャケットのおふたりの日本的な面差しがまたそんな風格をかもし出しているのかもしれません。
ここでの吉野さんの素晴らしさは、決して出しゃばらず、マニュアルに忠実ながらも、ハープの個性を最大限に引き出しつ、完璧な伴奏を聴かせてくれるところです。天才の名に恥じぬ、素晴らしい名手の域を感じさせます。
クルンプファルツに続きドップラー、イベールとくればやはりフルートが主役ではありますが、なんといっても田園の牧神のような優雅さをもつ工藤さんのフルートですから、どちらに重心が―というよりは、ハープが月影さやかな森の木々なら、フルートが梢を渡る風・・・といった二つでひとつの相性を感じさせてくれる、そんなロマン溢れる一枚です。BGMにどうぞ♪
アンプロンプチュ;即興曲(吉野さん自身による演奏)
http://www.youtube.com/watch?v=Q9eIZ61kKys
Gabriel Pierné - Impromptu-Caprice Op.9
月の光(吉野さん自身による演奏)
http://www.youtube.com/watch?v=CTbBZR9q5p4#t=43
アラベスク(吉野さんでないけど、まあまぁです)
http://www.youtube.com/watch?v=ViBIknG-xHk
そしてこれをさしおいては何も語れない、大好きな吉野直子さんのCDなかでも、特別好きな一枚です。
擦り切れるほど聴きました。
数あるCDの中でもとりわけ素晴らしいです。
この時お使いになっていたハープ(楽器)のせいかもしれません。
この解説書のインタビューにもありますが、彼女が12才のころに譲られた、すごく良い古いハープだとか。
素人の私が聴いても、とても深みのある熟成された音で、なんというか、そう、とてもしっとりしているんです。
彼女も、「丸みのある響きがして、上から下までバランスがいい」と書いています。録音のあと向かったイスラエルのコンクールでもらったという新しいハープのそれと比べると、やはりはるかに響きがちがう気がします。
CDは、ハープのオリジナル曲が半分、クラシックのメジャーな編曲ものが半分と、ハープ初心者(?)のかたにもとても入りやすい構成になっています。
でも、ハープのオリジナルをいきなり聴いてもまるで違和感ありません。どれもとにかく美しいです。
CDの中では、ルニエの「いたずら子鬼の踊り」がお薦めです。短い曲ですが、いかにもハープらしい、ハープの持ち味をよく味わえる素敵な曲です。叙情的かつ幻想的で、ああ、これぞハープ!と溜息がでてしまいます。
カルロス・サルツェードの「つむじ風」も素敵です。この曲もハープならではの個性的な奏法:ワイヤー弦をグリッサンドでお互いにぶつけさせ、雷のような音を出すのですが、ほんとうにつむじ風がふきつけてくるようで、夜中などに聴いていますと、何度もハッとさせられます。
まるで異次元の空間にいるような、不思議な空気を感じる魔法のCDです。
美雨
❤バレンタインDayにお好きなほうのチョコレート、どうぞ♪❤
ハープを弾く少女
http://www.youtube.com/watch?v=S1-LCnGojnw
A. Zabel - "La Source" (Alisa Sadikova 9才のハーピスト)
ハープを弾く少年
http://www.youtube.com/watch?v=cHXfc1sPhIY
La Source by Alphonse Hasselmans
皆様、楽しいバレンタインをお過ごしください☆彡
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2021年、明けました!

2000歳のご神木 熱海来宮神社のご神体でもある樟(クスノキ)
2021年、明けましておめでとうございます。
なんだかまだ、実感がわきません。昨年は本当に今までにないこと尽くしでしたね。
それは、新型ウイルスコロナ感染症に振り回された一年、といっても過言ではないでしょう。
生活、仕事、考え方さえも一変し、日常当たり前だったものが次々となくなり、人とのつながりさえも危うくなりそうな事態に見舞われるとは誰も思ってはいなかったでしょう。
いまも、世間は厳しい第3波の真っ只中、この状況がいつまで続くのかさえもわからない不安なときだからこそ、大切なことを守っていきたいですね。
さて、開けてしまいましたが、自分なりの2020年の振り返りをしておきます。
5位 我が家もいよいよエコキュート
長年過ごしてきた我が家も、そろそろガタが来はじめました。
そこで、お家をバージョンアップしていくなかで、来ましたよ「エコキュート」!
はっきり言ってまだ使いこなしてはいませんが、ちょっとカッコイイです!
たぶん電気代に貢献してくれると思うので、大切に使っていきます!
4位 初仕事は終わらない
前年に引き続き、昨年もまたまた元旦からお仕事の予約をもらってしまいました。
そろそろ誰か代わりの人を・・なんて思っていた矢先、新型ウィルスが蔓延し出し、募集もままらなくなってしまいました。
やはり、こんなとき頼りになるの家族には感謝ですね。
只今の仕事に必須の新世代?機器に強く頼りになる旦那はん、フットワークの軽い息子、笑顔で的確なアドバイスをしてくれ、本当に助けられています。
チームワークはバッチリなので、まずは春までしっかり走りきらなければ。私自身もがんばります!

3位 我が家の家族が増えた
昨年9月にチワワのチビが我が家にやってきました。
亡くなったチー助にそっくりで、まるで生まれ変わりみたいです。
でも、よく見れは性格も表情も全く違っていて、どちらも私にはかけがえのない大切な命、大切な存在です。
まるで昔からここに居たみたいな顔をして、すっかり我が家になじんで、傅次郎兄ちゃんをアゴで使っています。笑
晩秋に、おっかなびっくり(?)初めてGotoなる怪しいトラベルをわんこ連れでしてきました。
そのときの写真です。^^
さあ、ここはどこかな?
ペットという小動物と暮らす空間は、いくつになっても、幸せな気持ちにさせてくれますね。

2位 こんなときだからこそ、旅&神社参拝&パワースポット探訪
2020年の旅は計画が10地域、そのうち現地訪問はたった5地域でした。
中止になった旅行もあり、特に4~7月は全くありませんでした。
亡き父の遺した地方の土地の管理に赴くだけでも東京ナンバーをつけているだけで迷惑をかける可能性があるので、置き土産だけして知人にも会わずに帰ったり、
東京人というだけで咳、くしゃみひとつ出来ない、人の目を気にして緊張だらけの旅でした。
そこまでしてどうして旅に出たいの?と思われる方もいるでしょう。
でも、私にとって旅やパワースポット巡りは空気を吸うみたいに当たり前で必要なエネルギーチャージなのです。

湖から九頭龍神社を臨む
1位 そして、舞台観劇。
やっぱりTVじゃわからない、あの臨場感、古典芸能はとくに目の前でみてなんぼですね。
これはパワーチャージというより正反対の、最大のテンションリリースになります。
まるでドラマのような緊張と不安のこんな毎日だからこそ、負のテンションを開放するには生の舞台が一番。
理屈抜きに笑ったり泣いたりカタルシスしたり・・・
日本人の感性ですね、それが否応なしに出来る、お能や歌舞伎、演目にこだわらず大好きです。
仕事の合間、時間と演目時間が合うと、ちょこちょこ潜り込んで「よっ中村屋!」を楽しんでます。
ある意味、コロナのおかげで遠方からのツアー客がキャンセルになってバコッと良い席が空いたりするのは美味しいです。
12月から新春大歌舞伎のそうそうたるラインナップ、アルコールスプレー全身かぶっても観なければ。
格上げまじかの海老蔵さん、愛之助さん、尾上松也さんオンパレードですね!
緊急事態宣言から初夏にかけて、もう舞台は観られないかもと、本当に寂しい日々でした。改めて、舞台が私にとって大きな心の糧になっていることを再確認しましたね。

今年は素晴らしい俳優さん方の突然の訃報が相次ぎました。
今は現実の方がまるで悪いドラマか映画でもみているような、そんな時空で生きるのを余儀なくされている私たち。
そのうち、本当にいろんな状況が重なり舞台を観れなくなるときが来る気がして、私は生き急ぐかのようにチケットを買ってしまいます。
まだまだ予断を許さない様子ですが、ようやく制作の方々の努力と工夫で舞台が戻りつつあります。
古典芸能に限らず、エンタメの火を消さないために、力を注いでもらっていることが大変嬉しく、心強く感じています。
「止まない雨はない」「明けない夜はない」と信じて、2021年はコロナが収束し少しずつ舞台が戻ってくることを心から祈っています。
今年も、楽しいことはあきらめずに、任されたことをやり切る一年を目指したいと思います。もちろん、健康第一で。
ブログも更新が遅くさぼりがちの美雨ですが、ゆるゆるでもマイペースで続けてまいりますので、皆様、よろしければ今年もお付き合いをよろしくお願いします。
美雨
最後まで読んでくれてありがとう^^

皆さんにも素晴らしい年になりますように!!
※母の具合が思わしくなく、しばらくブログを留守にしてしまいすみません。今年はことのほか寒く免疫力の大切さを実感しますね。(>_<)ブロ友の皆様のところにもできるだけ応援に伺いますので、皆様元気でご活躍ください。🙇
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FC2トラックバックテーマ 第2134回「好きなお土産はなんですか?」に寄せて
ぐい吞み、変わりどっくり
FC2トラックバックテーマ 第2362回「お家での過ごし方は?」に寄せて

こんな寒さが続く夜は
ホットなお酒が飲みたくなりますね。
冷酒もいいけど、やっぱり熱燗が美味しいな。
・・・なーんて言ってみたいゲコな私です。
どうせすぐ赤くなっちゃってとっくり一本飲めればいいほうかな。(^^;;
でも、変わったとっくりやぐい呑み集めるの、大好きなんです。
いろんなところへ旅する度に、ひとつづつ土地の焼き物を集めていったら、こんなに増えてしまいました。
地域の窯見学をしてまわりますが、本格的な茶器は手が出なくても、こんなぐい呑みならリーズナブル。
運びやすいし、こうして寄せ集めでも結構サマに(?笑)なるから不思議。見ているだけで楽しいですね。
お酒は量を飲めなくても
雰囲気は好きで、付き合いはいい方です。

不思議と、違うぐい呑みに同じお酒をついでもそれぞれ違う味がするような・・・
生き物みたいですね。
写真の ぐい吞みの中では、萩焼と伊万里焼が気に入っています。^^
ちなみに、一番大切にしている「ぐい呑み」は、奈良の赤膚焼の馬上杯と島根の母里焼。
両方とも窯場で購入。
赤膚焼は形が気にいっていて、何故か唐詩を思い出すし、母里焼は神代の素戔嗚iも使っていたに違いない焼き物というところが気にいっています。
母里焼というのは長州の大名毛利家の御用窯であったけれど、もうこれから先は滅んでいってしまう焼き物でしょう。
80歳のおじいさんが登り窯で作っていましたが跡継ぎもいらっしゃらないとのことでしたし。
焼き物好きが高じて器ばかり増えて困っていますなんて会話から、話がはずんで「これ差し上げますよ。」とオマケで頂きました。
赤膚焼

西ノ京丘陵に位置する五条山(赤膚山)の土で産出された焼物の原点は古く、神々に供え物をする須恵器にはじまるとされる
母里焼

この器を焼いたおじいさんはご健在でしょうか
思い出深い「ぐい呑み」の話をついつい書いてしまいました。
お酒と言えば「温かい」という雰囲気です。
熱燗、鍋物、囲炉裏、この感じですね。
これに、温かい会話があれば、言うことなしです(笑)
美雨
こんにちは!FC2トラックバックテーマ担当の梅宮です今日のテーマは「お家での過ごし方は?」です寒くなってくると、休日なんかはお家で過ごす事が多くなるのではないでしょうか梅宮は外に出てくない時は、平日が楽になるように、ひたすら料理をし、作りだめしていますこんな時はお料理ブログがとっても役にたちますねそしてお酒を飲んで酔っ払っていますみなさんのお家での過ごし方はたくさんの回答、お待ちしておりますトラック...
第2362回「お家での過ごし方は?」
お熱いのはお好き?

コポコポコポ・・・信楽たぬくんより
ただいま繁忙期でなかなか新記事をアップできずすみません。涙
幸か不幸か?年末まで予約でいっぱいになってしまいお正月まで休みなしです。(でも神様に感謝!)
お正月こそ、美雨のお気に入りのぐいのみでクイッとやらせていただきます。
ブロ友の皆さんの応援にも心から感謝!なかなかコメントする時間がありませんが、必ずROMしております。
皆さん、どうぞよいクリスマス、よい年末年始をお送りください。^^
美雨
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